イヌツゲ(犬黄楊) [常緑樹]
イヌツゲはモチノキ科モチノキ属の常緑樹で庭木として多く植えられています。刈り込みにも耐えるため、玉散らし仕立てや球形仕立てなど、さまざまな樹形を楽しむことができ、トピアリーの素材にも適しています。
印鑑、櫛、将棋の駒の材料となるツゲ科のツゲ(=ホンツゲ)に似ているため、同じ仲間と思われがちですが、ツゲはツゲ科ツゲ属でまったく類縁関係はありません。
ツゲよりも材が劣るため「下等」という意味の「イヌ」が冠されています。庭木としての利用はイヌツゲが圧倒的に多く樹皮からは鳥もちを作ります。
あまり目立ませんが、初夏にクリーム色の花を咲かせます。花には雄雌があり、雄花はまとまって咲くため、雌花よりも目立ちます。
赤い実が多いモチノキ科の中では珍しく、黒い実をつけます(ただし、実の赤いアカミイヌツゲもあるよいうですが)。実が熟すのは10~11月ころ。
ツゲとイヌツゲの違いは、イヌツゲは葉が互い違いに生える「互生」で、ツゲは葉が同じところから対になって生える「対生」となります。
○雄花
○雌花
撮影:2020年5月26日 京都市伏見区にて
撮影:2020年9月12日 京都市伏見区にて
撮影:2021年11月15日 京都ふりつにて
名称:イヌツゲ(犬黄楊)
科:モチノキ科 モチノキ属
園芸分類:庭木・花木
形態: 常緑性高木
原産地(分布): 日本(本州~九州)、朝鮮半島南部
品種名:
草丈/樹高:10m
開花期:5~6月
花色:クリーム色
その他:
印鑑、櫛、将棋の駒の材料となるツゲ科のツゲ(=ホンツゲ)に似ているため、同じ仲間と思われがちですが、ツゲはツゲ科ツゲ属でまったく類縁関係はありません。
ツゲよりも材が劣るため「下等」という意味の「イヌ」が冠されています。庭木としての利用はイヌツゲが圧倒的に多く樹皮からは鳥もちを作ります。
あまり目立ませんが、初夏にクリーム色の花を咲かせます。花には雄雌があり、雄花はまとまって咲くため、雌花よりも目立ちます。
赤い実が多いモチノキ科の中では珍しく、黒い実をつけます(ただし、実の赤いアカミイヌツゲもあるよいうですが)。実が熟すのは10~11月ころ。
ツゲとイヌツゲの違いは、イヌツゲは葉が互い違いに生える「互生」で、ツゲは葉が同じところから対になって生える「対生」となります。
○雄花
○雌花
撮影:2020年5月26日 京都市伏見区にて
撮影:2020年9月12日 京都市伏見区にて
撮影:2021年11月15日 京都ふりつにて
名称:イヌツゲ(犬黄楊)
科:モチノキ科 モチノキ属
園芸分類:庭木・花木
形態: 常緑性高木
原産地(分布): 日本(本州~九州)、朝鮮半島南部
品種名:
草丈/樹高:10m
開花期:5~6月
花色:クリーム色
その他:
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