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ミヤコグサ(都草) [山野草]

北海道~琉球の道ばたや鉄道線路、海岸などでふつうに見られる多年草。
茎は長さ5~40cmで根元からよく枝分かれして、地面を這い、茎先は斜めに立ち上がります。
茎には節ごとに葉を互生させます。
葉は5枚の小葉をもつ奇数羽状複葉ですが、基部の1対が小さく托葉状になるため、3出複葉にみえます。
花茎の先に散形状に1~3個の花がつき、花の基部には葉とほぼ同じ形で3出する苞がつきます。
花は鮮やかな黄色の蝶形花です。
果実は細長い円柱状の豆果で熟すと2片にねじれて裂け、20個ほどの種子が出ます。

ミヤコグサ(都草)の名前は、昔は都に多く自生していたことが由来だと言われています。この都が京都なのか奈良なのかは限定されていないようです。別名の烏帽子草(えぼしぐさ)の由来は、花の形が烏帽子に似ていることによります。

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撮影:2020年5月9日 京都市伏見区にて

名称:ミヤコグサ(都草)
科:マメ科 ミヤコグサ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):日本(北海道~琉球)、朝鮮、中国、台湾、ヒマラヤ
品種名:
草丈/樹高:匍匐、分枝
開花期:4~10月
花色:黄色
その他:別名 エボシグサ (烏帽子草)


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