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ホトケノザ(仏の座) [草花]

ホトケノザは、その葉の形が仏様の台座(蓮座)のように見えるというのが名前の由来です。また、葉が段状に付くところから3階建ての屋根に見立てて、「サンガイクサ」という別名を持っています。道端や田んぼの畦道、コンクリートの隙間など、いろんなところに生えているのを見かけます。
成長した際の高さは10~30cmぐらい。四角断面の茎は柔らかく、下部で枝分かれして、先は直立。
葉は対生で、縁に鈍い鋸歯があり、下部では葉枝を持つ円形、上部では葉枝はなく茎を抱く。茎は段々につきます。
花期は3~6月で、上部の葉脇に長さ2cmほどの紫で唇形状の花をつけます。上唇はかぶと状で短毛がびっしり生え、下唇は2裂し濃い紅色の斑点があります。

「ホトケノザ」と言えば春の七草です。春の七草は「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」でお馴染みです。春の七草と言えば、即座に七草粥を連想する方も多いかもですね。この春の七草に含まれる「ホトケノザ」は、同じ名前の別な植物のことを指しています。道端に生えているホトケノザは食用にはなりません。

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撮影:2021年2月8日 京都市伏見区にて

名称:ホトケノザ(仏の座)
科:シソ科 オドリコソウ属
園芸分類:野に咲く花
形態:越年草
原産地(分布):アジアやヨーロッパ、北アフリカなどに広く分布
品種名:
草丈/樹高:10~30cm
開花期:3~6月
花色:紫色
その他:別名:サンガイクサ(三階草)、ホトケノツヅレ(仏の綴れ)




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