SSブログ

トモエソウ(巴草) [草花]

トモエソウも山地の草原などに生育し、茎は、高さ50~130cmくらいになり、直立し、分枝します。葉は茎に対生し、形は披針形で葉の基部は茎をなかば抱きます。花期は7~9月で、径5cm、花弁5個の大きな黄色の花を茎や枝の先につけます。花は巴形のゆがんだ形(ねじれた)をしており、和名の由来となっています。花の中心に雌蕊があり、花柱の先が5裂して反り返ります。その周りには多数の雄蕊があり、5束に分かれています。
果実は広卵形の蒴果で、先に5裂した花柱が残ります。熟すと鞘が5裂し、種子が風に飛ばされます。

 *「ともえ」とは、卍 のような形をした、うずまき模様のこと。 名前の由来は、花がこの形に似ていることからです。

トモエソウ-41(20220718).jpg トモエソウ-42(20220718).jpg トモエソウ-43(20220718).jpg トモエソウ-44(20220718).jpg
撮影:2022年7月18日 京都府立植物園にて

トモエソウ-1(20190729).jpg トモエソウ-2(20190729).jpg トモエソウ-3(20190729).jpg トモエソウ-4(20190729).jpg トモエソウ-5(20190729).jpg
撮影:2019年7月29日 京都府立植物園にて

トモエソウ-11(20200629).jpg トモエソウ-12(20200629).jpg トモエソウ-13(20200629).jpg トモエソウ-14(20200629).jpg トモエソウ-15(20200629).jpg
撮影:2020年6月29日 京都府立植物園にて

トモエソウ-21(20200915).jpg トモエソウ-22(20200915).jpg
撮影:2020年9月15日 京都府立植物園にて

トモエソウ-31(20211220).jpg トモエソウ-32(20211220).jpg トモエソウ-33(20211220).jpg トモエソウ-34(20211220).jpg トモエソウ-35(20211220).jpg
撮影:2021年12月20日 京都府立植物園にて

名称:トモエソウ(巴草)
科:オトギリソウ科 オトギリソウ属
園芸分類:野に咲く花
形態:多年草
原産地(分布):北海道、本州、四国、九州に、朝鮮、中国、シベリア
品種名:
草丈/樹高:50~130cm
開花期:7~9月
花色:黄色
その他:別名 草未央(くさびよう)


nice!(3)  コメント(0) 

カンコノキ [落葉樹]

近畿~沖縄にかけての暖かい地域の海岸近くに生える落葉低木となります。
雌雄異株で、7~10月ころ、葉腋に小さな淡緑色の花を咲かせます。果実は約6mmのかぼちゃ形、秋から冬かけて褐色に熟して裂けますが、果皮が落ちても中軸が残るため、朱色の種子が目立ます。
短枝の先はときにとげとなります。材は黒色で、櫛や印鑑などの材料として用いられ、コクタンノキとも呼ばれます。
カンコノキの名は葉の形がカンコ舟(鵜飼などに用いられる木造の川舟)に似るため、といわれています。

カンコノキ-21(20201109).jpg カンコノキ-22(20201109).jpg
撮影:2020年11月9日 京都府立植物園にて

カンコノキ-1(20190802).jpg カンコノキ-2(20190802).jpg カンコノキ-3(20190802).jpg カンコノキ-4(20190802).jpg カンコノキ-5(20190802).jpg
撮影:2019年8月2日 京都府立植物園にて

カンコノキ-11(20190918).jpg カンコノキ-12(20190918).jpg カンコノキ-13(20190918).jpg カンコノキ-14(20190918).jpg
撮影:2019年9月18日 京都府立植物園にて

カンコノキ-15(20190930).jpg カンコノキ-16(20190930).jpg カンコノキ-17(20190930).jpg カンコノキ-18(20190930).jpg
撮影:2019年9月30日 京都府立植物園にて

カンコノキ-31(20231221).jpg カンコノキ-32(20231221).jpg カンコノキ-33(20231221).jpg カンコノキ-34(20231221).jpg カンコノキ-35(20231221).jpg
撮影:2023年12月21日 京都府立植物園にて

名称:カンコノキ
科:コミカンソウ科 カンコノキ属
園芸分類:花木
形態:落葉低木
原産地(分布):近畿地方以西の本州・四国・九州・沖縄
品種名:
草丈/樹高:1~5m
開花期:7~10月
花色:淡緑色
その他:


nice!(1)  コメント(0)