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シロバナマンジュシャゲ(白花曼珠沙華) [草花]

白花のヒガンバナで、ヒガンバナとショウキズイセンの自然交雑種といわれている。ヒガンバナとほとんど同じで、花期には葉がなく、花茎の先に5~10個の花をつける。
花の姿はヒガンバナに似ているが、比べるとシロバナマンジュシャゲのほうが、花びらの反り返りや縁のフリルがゆるい。葉は線形で、地際から出てきて茂る。葉色は黄緑色で、ヒガンバナに比べると淡くて柔らかな感じ。
夏に球根を植えると秋に花が咲く。咲き終わった後に葉っぱが出てきて冬の間に生長し、初夏には葉が枯れ、秋に花が咲くまで休眠する。不稔性で基本的にタネはできない。

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撮影:2022年9月15日 京都府立植物園にて

名称:シロバナマンジュシャゲ(白花曼珠沙華)
科:ヒガンバナ科 ヒガンバナ属
園芸分類:
形態:
原産地(分布):在来種 日本全土、済州島、中国
品種名:
草丈/樹高:30~50cm
開花期:8~9月
花色:白色
その他:別名シロバナヒガンバナ


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アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩) [草花]

 アレチヌスビトハギは北米原産の比較的近年入ってきた帰化植物。高さ1m程になる多年草。路傍や造成地などの荒れ地に生育する。
葉は3小葉からなり、葉の両面には硬くて短い毛が多い。茎や花軸にも毛が多く、全体的に毛が目立つ植物である。
 9月頃から長さ6~9mmの美しい紫色の花を咲かせる。果実は扁平であり、3~6に分かれ、間には節がある。表面はかぎ状に曲がった毛が密生しており、熟すと節から分断されて衣服などにひっつく。やっかいなひっつき虫である。
 太い地下茎があり、刈り取られても早期に回復することからいたるところで増えている。

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似たモノに「ヌスビトハギ(盗人萩)」が有ります。こちらは果実が普通2個に分かれています。
ヌスビトハギ←こちらで確認できます。

撮影:2022年10月4日 京都府立植物園にて

名称:アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)
科:マメ科 ヌスビトハギ属
園芸分類:花草
形態:1年草
原産地(分布):北米原産
品種名:
草丈/樹高:1m
開花期:9月~
花色:紫色
その他:


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オジギソウ(お辞儀草) [草花]

オジギソウは多年草ですが日本の環境では冬の寒さに耐えられないので一年草として扱われる。
触れると葉が閉じて垂れ下がるためオジギソウと呼ばれる。意外と素早い反応をしてくれる。
オジギソウは、仕草ばかりが注目されるが、花はポンポンのような丸い形のピンク花でかわいらしい。
オジギソウは、何かが触れたり、振動を感じたりするだけでなく、温度変化や水分の変化によって葉を閉じる習性がある。羽が閉じるのは、オジギソウの葉の付け根にある空気の枕のような細胞が、普段は水分によってピンと張った状態になっているが、刺激を受けることでの中の水分が抜けて縮んでしまうという仕組み。
細胞から抜け出てしまった水分は、しばらくすると元に戻り、葉も再び開く。どうしてこのような動きをするのかについては、自らの身体を守るためとされているが、詳細は解明されていないとのこと。

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撮影:2022年8月26日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年9月27日 京都府立植物園にて

名称:オジギソウ(お辞儀草)
科:マメ科 オジギソウ属
園芸分類:花草
形態:日本では1年草
原産地(分布):南アメリカ
品種名:
草丈/樹高:20~50cm
開花期:7~10月
花色:ピンク色
その他:別名 ネムリグサ


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ヒルガオ(昼顔) [草花]

ヒルガオは日本原産のヒルガオ科ヒルガオ属のつる性植物。北海道から九州までの日本全国と、朝鮮半島、中国に自生。
地上部は冬に枯れ、地中に張り巡らせた太くて白い根茎から、春先にいち早くつるを出してほかの植物に盛んに巻きつく。
花色は薄いピンクで、花径5~6㎝。長さ10㎝ほどの細長い三角形の葉を持つ。普通結実しない。

花名の由来は、アサガオと同じく開花時刻にちなんだもので、朝咲いて昼にしぼむアサガオに対して、朝から咲いて昼間にもしぼまず咲いている事から「ヒルガオ」と名付けられた。夕方にはしぼむ。
薬効は、強壮、疲労回復、糖尿病、利尿

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撮影:2022年8月14日 京都市伏見区にて

名称:ヒルガオ(昼顔)
科:ヒルガオ科 ヒルガオ属
園芸分類:野に咲く花
形態:つる性多年草
原産地(分布):日本全国と、朝鮮半島、中国
品種名:
草丈/樹高:つる性
開花期:6~8月
花色:淡紅色
その他:


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ホワリー マウンテンミント(広葉) [草花]

ホワリー マウンテンミントは初夏から秋に白い花が開花するシソ科の耐寒性宿根草。ホワリー マウンテンミントには、細葉と広葉があり、撮影したものは、広葉。
頂点に咲く白い花の周りの苞葉の部分がシルバーグリーン色になり、全草にミントのような、すっきりした香りがある。
ミントの香りがするのでハーブとしての利用もできるが、日本ではどちらかと言うと園芸や切り花としての鑑賞用での利用がほとんど。
マウンテンミントには消化促進作用や解熱作用がある。

名前にミントとありますが、ピクナンテマム属のためミントではない。
マウントミントの茎や葉には、毛が密に生えていることから、ラテン語で「有毛の、柔毛のある」を意味するpilosum(ピロスム)という学名。

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撮影:2022年8月22日 京都府立植物園にて

名称:ホワリー マウンテンミント(広葉)
科:シソ科 ピクナンテマム属
園芸分類:草花
形態:
原産地(分布):アメリカ
品種名:
草丈/樹高:60~100cm
開花期:6~9月
花色:白色
その他:


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シルフィウム モーリー [草花]

シルフィウム モーリーは、キク科の宿根草で、春~初夏にはシルバーグレーがかった起毛質感の葉を美しく茂らせ、夏から秋にかけて淡く、優しいクリームイエローの大型の花。
その見た目は、ヒマワリの花を小さくしたようなソフトイエロー色の花をたくさん咲かせる(キクのような形)。

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撮影:2022年4月16日 京都府立植物園にて

名称:シルフィウム モーリー
科:キク科 シルフィウム属
園芸分類:花草
形態:耐寒性宿根草
原産地(分布):アメリカ原産
品種名:
草丈/樹高:~150cm
開花期:7~11月
花色:レモンイエロー
その他:


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グラディオルス・ミュリエラエ [草花]

グラジオラス属は地中海沿岸、熱帯アフリカ、南アフリカ、西アジアに約260種が分布。
グラディオルス・ミュリエラエは、長さ50cmほどの細い剣状の葉を数枚出す。
8~9月にかけて、50~90cmの茎頂に穂状花序に香りのある花をつけ、花は幅5~7cmの白い星形をしており、8cmほどの細長い筒部を持っている。

属名グラディオルスはラテン語で「剣の」という意味で細い剣状の葉を指す。

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撮影:2022年4月16日 京都府立植物園にて

名称:グラディオルス・ミュリエラエ
科:アヤメ科 グラジオラス属
園芸分類:花草
形態:
原産地(分布):熱帯アフリカ東部
品種名:ミュリエラエ
草丈/樹高:50~90cm
開花期:8~9月
花色:白色
その他:



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オランダセンニチ(和蘭千日) [草花]

オランダセンニチは、卵形のかわいらしい花を咲かせる一年草で、春にタネをまくとその年の夏から秋に花を咲かせその後、タネを残して枯れる。黄色と褐色のコントラストが美しいオランダセンニチと黄色単色のキバナオランダセンニチとの2種がよく知られている。黄色一色のキバナオランダセンニチを過去には変種として分類していたが、現在は分けないとのこと。
花や葉にサンショに似た舌をしびれさせるような辛みがあり、スパイスのように料理の風味付けに利用される。一般にオランダセンニチよりも「キバナ-」のほうが風味や辛みが強いといわれている。「キバナ-」よりも風味が弱いオランダセンニチの方は鉢花など観賞用に利用されることが多い。中国では咳止めや風邪など薬用に用いられていた。
その花の形から「エッグボール」「タマゴボール」というような愛らしい別名があります。

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撮影:2022年8月11日 京都府立植物園にて

名称:オランダセンニチ(和蘭千日)
科:キク科 オランダセンニチ属
園芸分類:花草
形態: 1年草
原産地(分布):園芸品種
品種名:
草丈/樹高:20~40cm
開花期:4~7月
花色:黄色褐色
その他:別名 ハトウガラシ、タマゴボーロ


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タカサゴユリ(高砂百合) [草花]

台湾の原産。1924年に導入され、庭園や切り花用に栽培されてきたが、種子の発芽から6ヶ月で開花するため、近年各地で野生化して道ばたや堤防法面などで繁殖している。
コオニユリやオニユリは実生から数年経たないと開花しないが、タカサゴユリは1年目に開花する。
茎の頂部に長さ15cm、直径13cmほどのラッパ状の花被片6弁の花を総状につける。花の内部は乳白色、外側はしばしば紫褐色を帯びる。花期は夏~秋。
よく似たもの(或いは同じもの)にテッポウユリとタカサゴユリとの交配種のシンテッポウユリがある。花が白色である場合はこのシンテッポウユリの可能性がある。

タカサゴユリはテッポウユリによく似ています。タカサゴユリの葉は細長く松の葉に似ていますが、テッポウユリは笹の葉のようにややふくらみがある。
タカサゴユリとテッポウユリは花にも違いは
タカサゴユリの花の大きさは15cmから20cmほどで、テッポウユリは10cmから15cmほど。小さいほうがテッポウユリ。
またタカサゴユリにはピンクの筋が入りますが、テッポウユリには筋がない。筋の有無でも判断出来る。

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撮影:2022年7月26日 京都府立植物園にて

名称:タカサゴユリ(高砂百合)
科:ユリ科 ユリ属
園芸分類:花草
形態:多年草
原産地(分布):台湾
品種名:
草丈/樹高:30~200cm
開花期:7~11月
花色:白色
その他:


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ワイルドベルガモット [草花]

ワイルドベルガモットは、6~8月頃、茎頂に、淡いピンク~ラベンダー色の花を咲かせる。花の基部には苞葉がある。
茎は4稜形で、直立して上部で分枝する。葉は先が尖った長卵形~披針形で、粗い鋸歯があり、対生する。葉には「ベルガモットオレンジ」に似た柑橘系の香りがある。
花はサラダやデザートとして食用に出来る。葉はハーブティーにピリッとスッキリした風とか!

この撮植日記でも取り上げたことのある「モナルダ・白花やタイマツバナ(松明花)」の花の色違いかも

最近は品種改良が盛んに行なわれるので特定が難しいですね。園芸店などでは「モナルダ」で流通しているかも!


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撮影:2022年6月24日 京都府立植物園にて

名称:ワイルドベルガモット
科:シソ科 ヤグルマハッカ属
園芸分類:草花
形態:多年草/冬季休眠
原産地(分布):北アメリカ
品種名:
草丈/樹高:50~150cm
開花期:6~8月
花色:淡いピンク~ラベンダー色
その他:ヤグルマハッカ(矢車薄荷)


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