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エリンギウム・クレティクム [草花]

ヨーロッパ原産のセリ科の耐寒性常緑多年草。
エリンジウムは、金属質の光沢があるユニークな形状で人目を引きつける花で、球状に小花が集まり、そのまわりを囲むようにとげのある苞が広がる。
エリンジウム・クレティクムは、やや白っぽい青い小花が集まってボンボンのような花序をつける。花茎を直立させ、節から多数枝が出て花つきはよい。花色はブルーで美しい色。
ドライフラワーとしても利用される。

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撮影:2022年6月22日 京都府立植物園にて

名称:エリンギウム・クレティクム
科:セリ科 ヒゴタイサイコ属(エリンジウム属)
園芸分類:草花
形態:多年草(一・二年草扱い)
原産地(分布):ヨーロッパ、南北アメリカ
品種名:クレティクム
草丈/樹高:60~100cm
開花期:6~8月
花色:紫色
その他:和名:ヒゴタイサイコ  その他の名前:マツカサアザミ、エリマキアザミほか



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アーティチョーク・インペリアルスター [草花]

アーティチョーク・インペリアルスターは、普通のアーティチョークと比べると、頭状花が緑色になる珍しい品種。
花が咲く直前のつぼみを収穫し、ゆでて食用にする。葉や根もビタミンが豊富で、乾燥させて利用できる。また、花はドライフラワーやフラワーアレンジメントに利用。


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撮影:2022年6月16日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年6月22日 京都府立植物園にて

名称:アーティチョーク・インペリアルスター
科:キク科 チョウセンアザミ属
園芸分類:花草
形態:多年草
原産地(分布):園芸品種
品種名:インペリアルスター
草丈/樹高:100~120cm
開花期:7~9月
花色:紫色
その他:


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ペンステモン・レヴィガトゥス [草花]

ペンステモンは原種だけでも250種以上あるオオバコ科ペンステモン属の常緑多年草。釣鐘のような花が穂状についている花が多く、立性から匍匐性など性質は様々、花丈も品種によって矮性のものから高性のものまで色々あり、花丈によって寄せ植えや花壇などに使われる。
初夏から秋にかけて花茎を長く伸ばして先端の開いた袋状の花をたくさん咲かせる。その花の形が釣り鐘のように見えることから、ツリガネヤナギの和名がある。

名前の由来は、ギリシア語のペンテ(5)とステモン(雄しべ)からなり「5本の雄しべ」の意。
実際には雄しべは4本ですが、花の内部に「仮雄ずい」と呼ばれる器官があり、それも雄しべのように見えるので、雄しべ4+仮雄ずい1=5本の雄しべと言うことになったとのこと。


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撮影:2022年5月19日 京都府立植物園にて

名称:ペンステモン・レヴィガトゥス
科:オオバコ科 イワブクロ属(ペンステモン属)
園芸分類:草花
形態:多年草
原産地(分布):北アメリカ
品種名:レヴィガトゥス
草丈/樹高:10~100cm
開花期:6~7月
花色:白色
その他:その他の名前:ヤナギチョウジ、ツリガネヤナギ


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ギンパイソウ(銀盃草) [草花]

ギンパイソウは、茎が地を這って、節から根を出して分枝しながら広がる。
花は葉腋につき、 直立する白くて長い花筒(花茎ではない)の先に、 直径3~4cmの杯状の花冠が上向きに開く。 花冠は白や淡青色、淡紅色で、浅く5裂して皺がある。 花冠の中心部に黄色い斑紋がある。 萼は筒形で、茎から地面に接するように出て、先が5裂し、 その中から出る白くて細長い花筒の先に花冠が開く。
葉は基部が葉柄へと続き、長さ3~5㎝のへら形。葉柄基部は赤みを帯びる。
南アメリカ原産。明治末に渡来。
日本ではあまり種子ができないが、 株分けでふやすことができる。

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撮影:2022年5月27日 京都府立植物園にて

名称:ギンパイソウ(銀盃草)
科:ナス科 アマモドキ属
園芸分類:花草
形態:多年草
原産地(分布):南アメリカ原産
品種名:
草丈/樹高:5~10cm
開花期:6~9月
花色:白色
その他:


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ハマヒルガオ (浜昼顔) [草花]

葉の脇から長い柄を出して、花径4~5cmの淡い紅色の花を1つずつつける。 花冠は漏斗形で、浅く5つに裂ける。雄しべは5本、雌しべは1本。
2枚の萼のように見えるのは苞(葉の変形したもの)。
葉は腎円形で、互い違いに生える(互生)。葉のつけ根は深い心形である。葉の質厚く艶があり水分の蒸発を防ぎ、海水の塩分から葉を守っている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)

花は昼顔(ヒルガオ)に似ているが赤みが強い( 稀に白花のものもある)。 蔓性で、砂の中に地下茎を長く伸ばして増え茎は砂の上を這って広がる。

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撮影:2023年5月12日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年5月24日 京都府立植物園にて

名称:ハマヒルガオ (浜昼顔)
科:ヒルガオ科 ヒルガオ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):北海道から沖縄。 海外でも、世界中に広く分布
品種名:
草丈/樹高:蔓性
開花期:5~6月
花色:淡い紅色
その他:


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フナバラソウ(舟腹草) [草花]

真っ直ぐに立ち上がる草で、高さは40~80cm程度、枝は出さない。葉は卵形で対生で、両面に細軟毛がある。花は、5~6月頃に1段または複数段に黒紫色の星型の花がかたまって球状につく。
花が終わると緑色の袋果(実)をつける。秋に袋果が割れ、種髪(毛束)をつけた種子がはじける。袋果の形が舟腹に似ることから名づけられた。

京都府絶滅のおそれのある野生生物の保全に関する条例(指定希少野生生物)で、京都府カテゴリー:絶滅寸前種とのこと。以前は各地に分布していたが、自然草原の消滅とともに減少が著しい。現在の生育地での個体数はいずれも少ない。

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撮影:2022年5月20日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年5月19日 京都府立植物園にて

名称:フナバラソウ(舟腹草)
科:キョウチクトウ科 カモメヅル属
園芸分類:草花
形態:多年草
原産地(分布):北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国大陸東北部
品種名:
草丈/樹高:40~80cm
開花期:5~6月
花色:黒紫色
その他:


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イベリス・センペルヴィレンス [草花]

イベリスは、砂糖菓子のようなかわいい花が株を覆うように咲く。名前は、スペインの昔の国名イベリアに由来し、この地域に多く自生していることからつけられた。中国名では屈曲花(マガリバナ)と呼ばれ、これは太陽を向く性質が強くて花茎が曲がりやすいことに由来する。
4枚の花弁のうち、外側の2枚が大きくなるのが特徴で、小花が多数集まって大きな花房になる。花房は、咲き始めは平らですが、咲き進むと盛り上がって長い穂になる。

別名トキワナズナという名前の花はアカネ科のフーストニア属の花で、アブラナ科のイベリスとは科が違いますが、このイベリスの品種センペルヴィレンスのみが「トキワナズナ」と別名で呼ばれているとか。

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撮影:2022年5月10日 京都府立植物園にて

名称:イベリス・センペルヴィレンス
科:アブラナ科・マガリバナ属(イベリス属)
園芸分類:草花
形態:一年草,多年草
原産地(分布): 南欧、北アフリカ、西アジア
品種名:センペルヴィレンス
草丈/樹高:20~60cm
開花期:4~6月
花色:白色
その他:別名 屈曲花(マガリバナ) 常盤薺(トキワナズナ)


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バプティシア アルバ・ウェインズワールド [草花]

バプティシア アルバは、自生地が乾燥地のため、根が深く張る。早春に新芽が出るが、葉がたたまれたまま茎が立ち上がり、その後葉が展開する。茎は直立し、高さは50~150cm。葉は互生し、3出複葉、葉身は3~5cmの楕円形。4~5月に茎頂に総状花序をだし、2cm程の白色の蝶形の花を多数つける。穂状に連なって咲く姿が清楚な印象。
花柄と萼は濃灰紫色を帯びることが多い。花後、風船のようにぷっくりふくれた豆果をつけ、黒く熟す。

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撮影:2022年5月13日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年6月1日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年7月7日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年7月12日 京都府立植物園にて


名称:バプティシア アルバ・ウェインズワールド
科:マメ科
園芸分類:草花
形態:宿根草
原産地(分布):北アメリカ南東部 本品は園芸種
品種名:ウェインズワーリド
草丈/樹高:50~150cm
開花期:4~5月
花色:白色
その他:別名 白花ムラサキセンダイハギ


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ナスノヒオウギアヤメ(那須の檜扇文目) [草花]

那須の檜扇文目(ナスノヒオウギアヤメ)は、栃木県に分布し、那須高原の貯水池や水田の用水路に生える。
北海道から本州の中部地方にかけて分布する檜扇文目(ヒオウギアヤメ)の変種である。
基本種との違いは、全体に大形で、外花被片も幅が広い。

開花時期は5~6月で、茎先で枝分かれしてて花径8cmほどのの青紫色の花をつける。
外花被片は3枚あり、円形ないし心形で大きく、文目(アヤメ)と同様の網目模様が入る。
内花被片は文目(アヤメ)よりも短く、へら形をしている。
花は一日花で、朝開き夕方にはしぼんでしまう。
葉は剣状で、幅が2~3cmくらいあり、檜扇(ヒオウギ)に似る。

環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。

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撮影:2022年5月10日 京都府立植物園にて

名称:ナスノヒオウギアヤメ(那須の檜扇文目)
科:アヤメ科 アヤメ属
園芸分類:草花
形態:多年草
原産地(分布):栃木県
品種名:
草丈/樹高:80~100cm
開花期:5~6月
花色:青紫色
その他:


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エキウム・カンディカンス [草花]

エキウム・カンディカンスは、アフリカ西岸のマデイラ島(ポルトガル)原産で、ムラサキ科エキウム属の耐寒性多年草。宝石の塔や、マデイラの誇りとも呼ばれる。
高さ1.5~3mになる大形の多年草または亜低木で、全体に毛が多くはえ、灰緑色にみえる。
葉は対生する単葉で、長さ20cmほどの披針形~線形となり、葉柄はない。
発芽後1年目はロゼットを作り、2年目以降、株の中央から円錐状の長い花穂を伸ばし、周囲に青い小花を20000個ほど咲かせる。花弁は青ですが長くて多数ある雄蕊が赤色で、花の外に長く突き出すことから遠目には紫色に見える。蝶や蜜蜂が集まる蜜源植物で、果実は分果。


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撮影:2022年5月10日 京都府立植物園にて

名称:エキウム・カンディカンス
科:ムラサキ科 シャゼンムラサキ属
園芸分類:花草
形態:多年草または亜低木
原産地(分布):マデイラ島(ポルトガル)
品種名:カンディカンス
草丈/樹高:1.5~3m
開花期:4~6月
花色:青色
その他:別名:宝石の塔、マデイラの誇り


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