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マルバハタケムシロ(丸葉畑蓆) [山野草]

マルバハタケムシロは海岸近くの日当たり良い草地に自生するキキョウ科の常緑多年草です。茎は円筒形で、良く分枝をし、節部から根を出してマット状に広がりを見せます。葉は倒卵形または卵円形で、短い葉柄を持ちます。葉身はやや厚味が有り、表面には光沢があります。7~8月頃に淡青色の花を茎頂につけます。花形は筒状花でsり、花冠は5深裂です。
近い将来絶滅の危険性が高い絶滅危惧IB類に指定され、沖縄ではすでに絶滅したといわれているようです。
和名は、茎を這うように伸ばし地面を覆い隠すことからムシロ(筵)の名がつけられています。

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撮影:2019年11月1日 京都府立植物園にて

名称:マルバハタケムシロ(丸葉畑蓆)
科:キキョウ科 ミゾカクシ属
園芸分類:常緑多年生草本
形態:
原産地(分布):琉球列島固有種
品種名:
草丈/樹高:10cm
開花期:7~8月
花色:淡青色
その他:



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ヤクシマダイモンジソウ(屋久島大文字草) [山野草]

屋久島の固有品種で、秋になると標高1000mの以上の荒川沿いなどの高所の沢沿いで花を咲かせています。
本州~九州に分布している「ウチワダイモンジソウ(団扇ダイモンジソウ)」が矮小化したものと考えられています。
名前のとおり、屋久島の固有品種。 ダイモンジソウ、エチゼンダイモンジソウ 、ナチダイモンジソウなどと比べ、葉が小さいのが特徴となります。
草丈は5~15cmくらいで、根際から生える葉は直径1cmくらいと小さく、葉は5つくらいに切れ込みます。
開花時期は9~10月で、茎の上部に散状花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、白い小さな花をたくさんつけます。
花は短い花弁3枚と長い花弁2枚とで大の字に見えます。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)となります。

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撮影:2019年11月1日 京都府立植物園にて

名称:ヤクシマダイモンジソウ(屋久島大文字草)
科:ユキノシタ科 ユキノシタ属
園芸分類:山野草
形態:多年草
原産地(分布):屋久島固有種
品種名:
草丈/樹高:5~15cm
開花期:9~10月
花色:白色
その他:


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オキナワギク(沖縄菊) [山野草]

オキナワギクは、沖縄と奄美大島に生える小さな野菊。海岸の岩場に生え、しゃもじ形の独特の根生葉を出します。
花が終わる頃からほふく茎を出しロゼットを形成し、繁殖を繰り返します。ここがほかの野菊の仲間にはない最大の特徴となります。
葉はへら形のような独特の形状をし、表面には光沢がります。10~1月頃に花茎を伸ばし、径2cm程度の頭状花を咲かせ、舌状花は淡青紫色、筒状花は黄色です。
環境省RDB:絶滅危惧Ⅱ類指定植物

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撮影:2019年11月3日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年11月9日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年1月6日 京都府立植物園にて

名称:オキナワギク(沖縄菊)
科:キク科 シオン属
園芸分類:
形態:常緑多年生草本
原産地(分布):琉球列島固有種
品種名:
草丈/樹高:10cm程度
開花期:10~1月
花色:白色
その他:


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