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ヤクシマダイモンジソウ(屋久島大文字草) [山野草]

屋久島の固有品種で、秋になると標高1000mの以上の荒川沿いなどの高所の沢沿いで花を咲かせています。
本州~九州に分布している「ウチワダイモンジソウ(団扇ダイモンジソウ)」が矮小化したものと考えられています。
名前のとおり、屋久島の固有品種。 ダイモンジソウ、エチゼンダイモンジソウ 、ナチダイモンジソウなどと比べ、葉が小さいのが特徴となります。
草丈は5~15cmくらいで、根際から生える葉は直径1cmくらいと小さく、葉は5つくらいに切れ込みます。
開花時期は9~10月で、茎の上部に散状花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、白い小さな花をたくさんつけます。
花は短い花弁3枚と長い花弁2枚とで大の字に見えます。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)となります。

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撮影:2019年11月1日 京都府立植物園にて

名称:ヤクシマダイモンジソウ(屋久島大文字草)
科:ユキノシタ科 ユキノシタ属
園芸分類:山野草
形態:多年草
原産地(分布):屋久島固有種
品種名:
草丈/樹高:5~15cm
開花期:9~10月
花色:白色
その他:


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