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ナスノヒオウギアヤメ(那須の檜扇文目) [草花]

那須の檜扇文目(ナスノヒオウギアヤメ)は、栃木県に分布し、那須高原の貯水池や水田の用水路に生える。
北海道から本州の中部地方にかけて分布する檜扇文目(ヒオウギアヤメ)の変種である。
基本種との違いは、全体に大形で、外花被片も幅が広い。

開花時期は5~6月で、茎先で枝分かれしてて花径8cmほどのの青紫色の花をつける。
外花被片は3枚あり、円形ないし心形で大きく、文目(アヤメ)と同様の網目模様が入る。
内花被片は文目(アヤメ)よりも短く、へら形をしている。
花は一日花で、朝開き夕方にはしぼんでしまう。
葉は剣状で、幅が2~3cmくらいあり、檜扇(ヒオウギ)に似る。

環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。

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撮影:2022年5月10日 京都府立植物園にて

名称:ナスノヒオウギアヤメ(那須の檜扇文目)
科:アヤメ科 アヤメ属
園芸分類:草花
形態:多年草
原産地(分布):栃木県
品種名:
草丈/樹高:80~100cm
開花期:5~6月
花色:青紫色
その他:


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