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ウキツリボク(浮釣木) [花木]

ウキツリボクは、南アメリカ南部原産のアオイ科イチビ属(アブチロン属)の半つる性低木。
花期は6月~10月で、伸びた枝の葉腋から花柄を長く伸ばし、1個の花を下向きに咲かせる。
花は4~5㎝の長さで、黄色い5個の花弁を持ち、赤い萼からやや突き出す形で咲く。
萼は大きな袋状となっており、5稜がある。
花弁から突き出して垂れ下がっているのは、雌しべと雄しべが合着した蕊柱(ズイチュウ)。
蕊柱には多数の雄しべと、5個の雌しべがある。
葉は円形ないし三角形に近に、互い違いに生える(互生)。 葉には柄があり、托葉(葉のつけ根にある付属体)を持つ。 葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。

和名のウキツリボク(浮釣木)は、細い花柄からぶら下がった花が宙に浮いているように見えることから。園芸植物としてはチロリアンランプの呼称もある。

ウキツリボク-11(20230504).jpg ウキツリボク-12(20230504).jpg ウキツリボク-13(20230504).jpg ウキツリボク-14(20230504).jpg ウキツリボク-15(20230504).jpg ウキツリボク-16(20230504).jpg
撮影:2023年5月4日 京都市伏見区にて

ウキツリボク-1(20220520).jpg ウキツリボク-2(20220520).jpg ウキツリボク-3(20220520).jpg ウキツリボク-4(20220520).jpg ウキツリボク-5(20220520).jpg ウキツリボク-6(20220520).jpg ウキツリボク-7(20220520).jpg 雄蕊と雌蕊.jpg
撮影:2022年5月20日 京都市伏見区にて

名称:ウキツリボク(浮釣木)
科:アオイ科 イチビ属(アブチロン属)
園芸分類:花木
形態:常緑低木
原産地(分布):南アメリカ南部
品種名:
草丈/樹高:1~3m(半つる性)
開花期:6~10月
花色:黄色(萼は赤)
その他:別名 チロリアンランプ


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