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ビャクブ(百部) [薬用植物]

イワギボウシ-17(20220926).jpgビャクブは、根茎は肥大して塊状となり、そこから茎が何本も立ち上がる。 茎の上の方がつる状となり、他のものに巻き付く。
花は緑色の4弁で萼も4枚ある。 花の中心部は赤紫色をしている。花柄の下部が葉柄と合着しているので、葉の主脈 から花柄が1本出ているように見える。
葉は先のとがった長さ5~10センチの卵形で、はっきりした数本の葉脈があり、 やや厚く、3~4枚が輪生する。
花の後には、先のとがった楕円形の蒴果ができ、 2つに割れると中から長さ約4ミリの黒褐色の種子が出る。
 中国原産で、日本には江戸時代に薬草として渡来。根が百部根という生薬になる。根茎にはアルカロイドがあり、 鎮咳や殺虫に用いられる。

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撮影:2022年7月20日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年10月4日 京都府立植物園にて

名称:ビャクブ(百部)
科:ビャクブ科 ビャクブ属
園芸分類:
形態:多年草つる性
原産地(分布):中国
品種名:
草丈/樹高:つる性
開花期:5~7月
花色:緑色
その他:別名:ツルビャクブ、リキュウソウ(利休草)


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