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オオアマナ(大甘菜) [草花]

オオアマナは、茎先に集散花序(枝先に花がつき、その下から枝が出て花をつけることを繰り返すもの)を出し、花径3cmくらいの白い花をつける。 花被片は6枚である。 花は日が射すと開き、陰ると閉じる。
葉はロゼット状に6~10個が根出し、線形で、表側には縦に白線がはいる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
オオアマナは欧州からアジア南西部が原産、キジカクシ科の多年草で、欧米では「スター・オブ・ベツレヘム(ベツレヘムの星)」と呼ばれる。
花が日本在来種のアマナ(甘菜)に似ていることから「オオアマナ」の名が付いた。花が終わると葉は枯れるが、耐寒性があり、とても丈夫。花はハナニラに似ているが、1本の茎から数輪の花が咲くので見分けられる。

日本へは明治時代の末期に渡来し、観賞用に栽培されているものが逸出して野生化している。

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撮影:2023年4月14日 京都府立植物園にて

名称:オオアマナ(大甘菜)
科: キジカクシ科(クサスギカズラ科) オオアマナ属
園芸分類:花草
形態:多年草
原産地(分布):ヨーロッパ
品種名:
草丈/樹高:
開花期:4~5月
花色:白色
その他:別名 スターオブベツレヘム


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エゾノウワミズザクラ (蝦夷上溝桜) [花木]

エゾノウワミズザクラは我が国では北海道と青森県にのみ分布するが、海外では極東ロシア、東アジアからヨーロッパに至るユーラシア大陸の冷涼な地域に広く分布する。
樹高10~15mになる落葉高木。樹皮はやや光沢のある紫褐色で、皮目がある。
葉は互生する単葉で、倒卵形、先が急にとがり、縁に鋸歯がある。
花序がつく枝は花序を含めて長さ9~12cmとなり、花序の下に数枚の葉をつける。
花は葉の展開後に咲き、径1.4cmほどで白色の5弁花。
雄しべは多数あり、花弁より明らかに短い。

果実は長さ6~7mmの卵球形で黒く熟す。

ウワミズザクラに似ますが、蜜腺が葉柄上部につく点、雄しべが花弁より明らかに短い点などで区別できる。

撮影したのは、エゾノウワミズザクラの赤花種で、銅葉ピンク花の品種だったので品種名は「コロラータ」かも。

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撮影:2023年4月14日 京都府立植物園にて

名称:エゾノウワミズザクラ (蝦夷上溝桜)
科:バラ科 ウワミズザクラ属
園芸分類:花木
形態:落葉高木
原産地(分布): 日本(北海道、本州:青森県)、ユーラシア温帯北部~亜寒帯
品種名:
草丈/樹高:15m
開花期:5~7月
花色:赤色
その他:別名 カップザクラ


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