ニワザクラ(庭桜) [花木]
中国北部及び中部を原産とするバラ科の落葉樹で、ニワウメの変種とされる。背丈が大きくならず、狭い庭でも育てることができるためニワザクラと呼ばれるが、ソメイヨシノなどのサクラよりも、ユスラウメやニワウメに近い雰囲気を持つ低木の一つ。
開花は3月下旬~4月で、葉の展開よりもやや早いか、ほぼ同時に咲き、一重咲きの庭梅(ニワウメ)の近縁種で、八重咲きである。 花の色は、淡い紅色のものと白いものがある。花弁は5~50枚で、花径は15~20mmくらいでニワウメよりも大きい。
花の後に果実がなるのは稀であるため観賞用にはニワザクラ、果樹用にはユスラウメやニワウメがふさわしいとも。
古名を「はねず」といい、万葉集にも詠まれている。
撮影:2022年3月28日 京都府立植物園にて
名称:ニワザクラ(庭桜)
科:バラ科 ニワザクラ属
園芸分類:花木
形態:落葉樹
原産地(分布):中国
品種名:
草丈/樹高:1~2m
開花期:3~4月
花色:白色、淡い紅色
その他:別名 ハネズ
開花は3月下旬~4月で、葉の展開よりもやや早いか、ほぼ同時に咲き、一重咲きの庭梅(ニワウメ)の近縁種で、八重咲きである。 花の色は、淡い紅色のものと白いものがある。花弁は5~50枚で、花径は15~20mmくらいでニワウメよりも大きい。
花の後に果実がなるのは稀であるため観賞用にはニワザクラ、果樹用にはユスラウメやニワウメがふさわしいとも。
古名を「はねず」といい、万葉集にも詠まれている。
撮影:2022年3月28日 京都府立植物園にて
名称:ニワザクラ(庭桜)
科:バラ科 ニワザクラ属
園芸分類:花木
形態:落葉樹
原産地(分布):中国
品種名:
草丈/樹高:1~2m
開花期:3~4月
花色:白色、淡い紅色
その他:別名 ハネズ
【 掲載植物リスト一覧表】
ウコンザクラ(鬱金桜) [花木]
オオシマザクラ系のサトザクラであり、江戸中期以前に人の手によって作られた品種と考えられている。花弁が香辛料で知られるウコン(鬱金)に似た萌黄色になることからウコンザクラと名付けられた。
開花は4月中旬~5月上旬で、カンザンやフゲンゾウといった代表的なサトザクラよりは少しだけ遅れて咲く。花の直径は3.5~4cmほどで、10~20枚の花弁が重なり合う八重咲きとなる。
咲き始めは文字どおりのウコン色あるいは薄緑色だが、すぐに白っぽくなり、最後は中心部からピンク色に染まっていく。
ウコンザクラに似た花木として、御衣黄桜(ギョイコウサクラ)があり、似たような黄緑色の花を咲かせるサクラだが、ウコンザクラよりも花の緑色が強く、花弁には厚みがある。
数百品種あるサクラの中で、黄色の花を咲かせる唯一の品種。
撮影:2023年4月5日 京都府立植物園にて
名称:ウコンザクラ(鬱金桜)
科:バラ科 サクラ属
園芸分類:花木
形態:落葉広葉/小高木
原産地(分布):
品種名:
草丈/樹高:3~5m
開花期:4月中旬~5月上旬
花色:淡黄緑色
その他:別名 キザクラ(黄桜)
開花は4月中旬~5月上旬で、カンザンやフゲンゾウといった代表的なサトザクラよりは少しだけ遅れて咲く。花の直径は3.5~4cmほどで、10~20枚の花弁が重なり合う八重咲きとなる。
咲き始めは文字どおりのウコン色あるいは薄緑色だが、すぐに白っぽくなり、最後は中心部からピンク色に染まっていく。
ウコンザクラに似た花木として、御衣黄桜(ギョイコウサクラ)があり、似たような黄緑色の花を咲かせるサクラだが、ウコンザクラよりも花の緑色が強く、花弁には厚みがある。
数百品種あるサクラの中で、黄色の花を咲かせる唯一の品種。
撮影:2023年4月5日 京都府立植物園にて
名称:ウコンザクラ(鬱金桜)
科:バラ科 サクラ属
園芸分類:花木
形態:落葉広葉/小高木
原産地(分布):
品種名:
草丈/樹高:3~5m
開花期:4月中旬~5月上旬
花色:淡黄緑色
その他:別名 キザクラ(黄桜)
【 掲載植物リスト一覧表】
ミカイドウ(実海棠) [果樹]
花期は4-5月で、葉の展開と同時に、短枝の先に径3~4cmの花が3~7個付く。
ハナカイドウに似るが、ハナカイドウは花を下向きに、ミカイドウは上向きに付ける。
カイドウの別名がハナカイドウ(花海棠)で、ミカイドウは実を観賞することから実海棠と呼ばれる。中国原産で室町時代に渡来したといわれる。園芸では深山海棠の名前で流通している。
ハナカイドウはめったに実をつけないが、ミカイドウはヒメリンゴのような実をつける。果実は、液果で直径1.5~2cmの球形で10~11月に黄褐色、赤色に熟す。
始め長崎に渡来したことから長崎林檎の別名を持つ
撮影:2023年4月5日 京都府立植物園にて
撮影:2023年7月4日 京都府立植物園にて
撮影:2023年10月3日 京都府立植物園にて
名称:ミカイドウ(実海棠)
科:バラ科 リンゴ属
園芸分類:果樹
形態:落葉低木
原産地(分布):中国原産
品種名:
草丈/樹高:3~5m
開花期:4~5月
花色:白色
その他:別名 ミヤマカイドウ(深山海棠)、ナガサキリンゴ(長崎林檎)
ハナカイドウに似るが、ハナカイドウは花を下向きに、ミカイドウは上向きに付ける。
カイドウの別名がハナカイドウ(花海棠)で、ミカイドウは実を観賞することから実海棠と呼ばれる。中国原産で室町時代に渡来したといわれる。園芸では深山海棠の名前で流通している。
ハナカイドウはめったに実をつけないが、ミカイドウはヒメリンゴのような実をつける。果実は、液果で直径1.5~2cmの球形で10~11月に黄褐色、赤色に熟す。
始め長崎に渡来したことから長崎林檎の別名を持つ
撮影:2023年4月5日 京都府立植物園にて
撮影:2023年7月4日 京都府立植物園にて
撮影:2023年10月3日 京都府立植物園にて
名称:ミカイドウ(実海棠)
科:バラ科 リンゴ属
園芸分類:果樹
形態:落葉低木
原産地(分布):中国原産
品種名:
草丈/樹高:3~5m
開花期:4~5月
花色:白色
その他:別名 ミヤマカイドウ(深山海棠)、ナガサキリンゴ(長崎林檎)
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