アヤメ(菖蒲) [草花]
アヤメの多くが山野の草地や日当たりの良い草地に自生している。生育は比較的乾燥している場所を好む。アヤメ属の他の種別であるノハナショウブやカキツバタのように湿地に生えることは、まれである。
葉はまっすぐに立ち、茎の先端に1~3輪の花を咲かせる多年草で、葉幅はハナショウブやカキツバタに比べると狭い。
5月頃に径8cmほどの紺色の花を1~3個付ける。花形は主に三英花(外側の大きな花弁が3枚)である。花弁の付け根には網目模様がある。この外花被片(前面に垂れ下がった花びら)の網目模様が特徴で、本種の和名の元になっている。花茎は分岐しない。
【あやめ・菖蒲・杜若の違いは花びらの付け根で確認】
あやめと菖蒲、杜若の見分け方で、もっとも分かりやすいのが花びらの付け根を見ること。
あやめ・・・・・・・網目状
菖蒲・・・・・・・・・黄色
杜若・・・・・・・・・白い筋
3つの違いをまとめると、花びらの付け根を見たときに、模様が網目状ならあやめ、黄色い模様が入っているなら菖蒲、白い筋が通っているなら杜若。こうして整理すると、すっきり。
撮影:2023年4月27日 京都府立植物園にて
名称:アヤメ(菖蒲)
科:アヤメ科 アヤメ属
園芸分類:草花,山野草
形態:多年草
原産地(分布):日本を含む東北アジア
品種名:
草丈/樹高:20~50cm
開花期:5月
花色:紫色,白色
その他:
葉はまっすぐに立ち、茎の先端に1~3輪の花を咲かせる多年草で、葉幅はハナショウブやカキツバタに比べると狭い。
5月頃に径8cmほどの紺色の花を1~3個付ける。花形は主に三英花(外側の大きな花弁が3枚)である。花弁の付け根には網目模様がある。この外花被片(前面に垂れ下がった花びら)の網目模様が特徴で、本種の和名の元になっている。花茎は分岐しない。
【あやめ・菖蒲・杜若の違いは花びらの付け根で確認】
あやめと菖蒲、杜若の見分け方で、もっとも分かりやすいのが花びらの付け根を見ること。
あやめ・・・・・・・網目状
菖蒲・・・・・・・・・黄色
杜若・・・・・・・・・白い筋
3つの違いをまとめると、花びらの付け根を見たときに、模様が網目状ならあやめ、黄色い模様が入っているなら菖蒲、白い筋が通っているなら杜若。こうして整理すると、すっきり。
撮影:2023年4月27日 京都府立植物園にて
名称:アヤメ(菖蒲)
科:アヤメ科 アヤメ属
園芸分類:草花,山野草
形態:多年草
原産地(分布):日本を含む東北アジア
品種名:
草丈/樹高:20~50cm
開花期:5月
花色:紫色,白色
その他:
【 掲載植物リスト一覧表】
コバノタツナミ(小葉の立浪) [山野草]
本州(関東地方以西)~九州の海岸に近い畑のふちや土手、山の岩の上などに生え、高さ5~20cmになる。葉も小さくて長さ、幅とも約1cmで、鋸歯の数は少ない。毛の量は変化が多い。別名ビロードタツナミ。花期は5~6月。
タツナミソウの変種。別名のようにビロード状の短毛が密生するが、短毛の量は変化する。
花は茎の先に花穂を出し、一方に偏って青紫色~淡紅紫色の花をつける。花冠は、筒部が長く基部で急に曲がって直立する。上唇は兜状にに膨らみ、下唇は3裂視、内側に紫色の斑点がある。
果実は成熟すると上唇が外れ、中の4個の黒色の分果を散らす。
◎タツナミソウはやや大形で、軟毛が密生。また、葉の鋸歯が多く、
花の下唇の左右の側裂片には斑紋がない。
◎オカタツナミソウの花穂はタツナミソウより短く、茎の先に花が固まってつく。
撮影:2023年4月28日 京都府立植物園にて
名称:コバノタツナミ(小葉の立浪)
科:シソ科 タツナミソウ属
園芸分類:野に咲く花
形態:多年草
原産地(分布):本州(関東地方以西)~九州
品種名:
草丈/樹高:5~20㎝
開花期:5~6月
花色:青紫色
その他:別名ビロードタツナミ
タツナミソウの変種。別名のようにビロード状の短毛が密生するが、短毛の量は変化する。
花は茎の先に花穂を出し、一方に偏って青紫色~淡紅紫色の花をつける。花冠は、筒部が長く基部で急に曲がって直立する。上唇は兜状にに膨らみ、下唇は3裂視、内側に紫色の斑点がある。
果実は成熟すると上唇が外れ、中の4個の黒色の分果を散らす。
◎タツナミソウはやや大形で、軟毛が密生。また、葉の鋸歯が多く、
花の下唇の左右の側裂片には斑紋がない。
◎オカタツナミソウの花穂はタツナミソウより短く、茎の先に花が固まってつく。
撮影:2023年4月28日 京都府立植物園にて
名称:コバノタツナミ(小葉の立浪)
科:シソ科 タツナミソウ属
園芸分類:野に咲く花
形態:多年草
原産地(分布):本州(関東地方以西)~九州
品種名:
草丈/樹高:5~20㎝
開花期:5~6月
花色:青紫色
その他:別名ビロードタツナミ
【 掲載植物リスト一覧表】