SSブログ

ナワシロイチゴ(苗代苺) [草本]

ナワシロイチゴは日本全国、朝鮮・中国に分布するツル性の落葉低木。
茎は木質化するが、立ち上がらず、他の草の上に覆い被さるように育つ。その茎から出る枝は短く立ち上がる。
茎や葉柄に下向きの刺がある。また葉柄の付け根には托葉がある。
葉は三出複葉、時に五出、あるいは繋がって三裂の場合もある。小葉の葉先は丸く、あらい二重の鋸歯がある。葉の表は明るい黄緑で、葉脈がくぼむのでしわがあるように見える。葉裏は白い綿毛を密生する。葉は落葉性。
花は5~6月頃に咲き、桃色の5枚の花弁は雄しべを包んだまま開かない。
苗代の頃に赤い実が熟すため、この名があるが、実が熟すのはもう少し遅く立秋前後になる。
果実は食用になり、生食には向かないが、砂糖を加えてジャムにすると美味とのこと。

ナワシロイチゴ-1(20220518).jpg ナワシロイチゴ-2(20220518).jpg ナワシロイチゴ-3(20220518).jpg ナワシロイチゴ-4(20220518).jpg ナワシロイチゴ-5(20220518).jpg ナワシロイチゴ-6(20220518).jpg ナワシロイチゴ-7(20220518).jpg ナワシロイチゴ-8(20220518).jpg ナワシロイチゴ-9(20220518).jpg ナワシロイチゴ-10(20220518).jpg
撮影:2022年5月18日 京都府立植物園にて

ナワシロイチゴ-21(20220620).jpg ナワシロイチゴ-22(20220620).jpg ナワシロイチゴ-23(20220620).jpg ナワシロイチゴ-24(20220620).jpg
撮影:2022年6月20日 京都府立植物園にて

ナワシロイチゴ-11(20190619).jpg ナワシロイチゴ-12(20190619).jpg ナワシロイチゴ-25(20220620).jpg
撮影:2019年6月19日 京都府立植物園にて

名称:ナワシロイチゴ(苗代苺)
科:バラ科 キイチゴ属
園芸分類:樹に咲く花
形態:ツル性の落葉低木
原産地(分布):日本全国、朝鮮・中国
品種名:
草丈/樹高:ツル性
開花期:5~6月
花色:赤っぽい紫色
その他:



nice!(1)  コメント(0)