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ハクロバイ(白露梅) [花木]

亜高山帯~高山帯の石灰岩地などにやや稀に生える高さ30~100cmの落葉低木。
葉は互生し濃緑色。奇数羽状複葉で5枚の小葉を持つ。小葉は長楕円形。茎は直立せず曲がりくねって伸び、樹皮は茶褐色で古くなると剥がれる。
上部の葉腋に、白色5花弁直径2~3cmの花をつける。萼片および副萼片は5枚、雄しべ雌しべともに多数。
ハクロバイは、花の色が黄色の「金露梅」の変種で白色で花の形がウメに似ており、「ハクロバイ(白露梅)」と

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撮影:2022年5月31日 京都府立植物園にて

名称:ハクロバイ(白露梅)
科:バラ科  キンロバイ属
園芸分類:花木
形態:落葉低木
原産地(分布):北海道、本州(東北・関東・中部)
品種名:
草丈/樹高:30~100cm
開花期:6~8月
花色:白色
その他:別名 ギンロバイ


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ペンステモン・レヴィガトゥス [草花]

ペンステモンは原種だけでも250種以上あるオオバコ科ペンステモン属の常緑多年草。釣鐘のような花が穂状についている花が多く、立性から匍匐性など性質は様々、花丈も品種によって矮性のものから高性のものまで色々あり、花丈によって寄せ植えや花壇などに使われる。
初夏から秋にかけて花茎を長く伸ばして先端の開いた袋状の花をたくさん咲かせる。その花の形が釣り鐘のように見えることから、ツリガネヤナギの和名がある。

名前の由来は、ギリシア語のペンテ(5)とステモン(雄しべ)からなり「5本の雄しべ」の意。
実際には雄しべは4本ですが、花の内部に「仮雄ずい」と呼ばれる器官があり、それも雄しべのように見えるので、雄しべ4+仮雄ずい1=5本の雄しべと言うことになったとのこと。


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撮影:2022年5月19日 京都府立植物園にて

名称:ペンステモン・レヴィガトゥス
科:オオバコ科 イワブクロ属(ペンステモン属)
園芸分類:草花
形態:多年草
原産地(分布):北アメリカ
品種名:レヴィガトゥス
草丈/樹高:10~100cm
開花期:6~7月
花色:白色
その他:その他の名前:ヤナギチョウジ、ツリガネヤナギ


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ビルベリー [果樹]

ビルベリーは、ブルーベリーよりも花も果実も小さく葉も小さい。完熟果は皮だけでなく、果肉も青紫色。
果実は小さいので甘みは少なく、ジャムや生食でも美味しい。
花が咲く時期は、4月中旬~5月中旬で、花は、白色の釣鐘状で、大きさは直径6ミリぐらいと極小輪。
収穫時期は、8月上旬~9月上旬。
秋は美しい紅葉を楽しめる。


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撮影:2022年5月13日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年5月27日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年7月26日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年8月9日 京都府立植物園にて

名称:ビルベリー
科:ツツジ科 スノキ属
園芸分類:果樹
形態:落葉低木
原産地(分布):北ヨーロッパ
品種名:
草丈/樹高:50~70cm
開花期:4~6月
花色:白色
その他:別名 ワイルドブルーベリー ヨーロッパブルーベリー



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ギンパイソウ(銀盃草) [草花]

ギンパイソウは、茎が地を這って、節から根を出して分枝しながら広がる。
花は葉腋につき、 直立する白くて長い花筒(花茎ではない)の先に、 直径3~4cmの杯状の花冠が上向きに開く。 花冠は白や淡青色、淡紅色で、浅く5裂して皺がある。 花冠の中心部に黄色い斑紋がある。 萼は筒形で、茎から地面に接するように出て、先が5裂し、 その中から出る白くて細長い花筒の先に花冠が開く。
葉は基部が葉柄へと続き、長さ3~5㎝のへら形。葉柄基部は赤みを帯びる。
南アメリカ原産。明治末に渡来。
日本ではあまり種子ができないが、 株分けでふやすことができる。

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撮影:2022年5月27日 京都府立植物園にて

名称:ギンパイソウ(銀盃草)
科:ナス科 アマモドキ属
園芸分類:花草
形態:多年草
原産地(分布):南アメリカ原産
品種名:
草丈/樹高:5~10cm
開花期:6~9月
花色:白色
その他:


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ハマヒルガオ (浜昼顔) [草花]

葉の脇から長い柄を出して、花径4~5cmの淡い紅色の花を1つずつつける。 花冠は漏斗形で、浅く5つに裂ける。雄しべは5本、雌しべは1本。
2枚の萼のように見えるのは苞(葉の変形したもの)。
葉は腎円形で、互い違いに生える(互生)。葉のつけ根は深い心形である。葉の質厚く艶があり水分の蒸発を防ぎ、海水の塩分から葉を守っている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)

花は昼顔(ヒルガオ)に似ているが赤みが強い( 稀に白花のものもある)。 蔓性で、砂の中に地下茎を長く伸ばして増え茎は砂の上を這って広がる。

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撮影:2023年5月12日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年5月24日 京都府立植物園にて

名称:ハマヒルガオ (浜昼顔)
科:ヒルガオ科 ヒルガオ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):北海道から沖縄。 海外でも、世界中に広く分布
品種名:
草丈/樹高:蔓性
開花期:5~6月
花色:淡い紅色
その他:


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バライチゴ(薔薇苺) [落葉樹]

落葉樹林の林縁などでみられる落葉小低木。
長く横にのびる地下茎をもち、茎には下向きのかぎ状の刺がある。
葉は互生する奇数羽状複葉で、3~7枚の小葉からなり縁に重鋸歯がある。
葉柄にはまばらに刺があります。
枝先に散房花序を出し、径2.5~4cmの白色の5弁花を、うつむき加減に1~数個つける。
茎には下向きのかぎ状の刺がある。。
果実は球形~楕円形の集合果で紅色に熟し、木苺より酸味が多いが食べられます。

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撮影:2022年4月13日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年5月23日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年5月25日 京都府立植物園にて

名称:バライチゴ(薔薇苺)
科:バラ科 キイチゴ属
園芸分類:
形態:落葉低木
原産地(分布):本州(関東地方以西)~九州(屋久島まで) 日本固有種
品種名:
草丈/樹高:20~50cm
開花期:6~7月
花色:白色
その他:別名「ミヤマイチゴ(深山苺)」



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ナツロウバイ(夏蝋梅) [花木]

ナツロウバイは、中国東部・浙江省に分布するロウバイ科クロバナロウバイ属の落葉低木。
分布域は中国東部・ 浙江省 の標高600~1000mの山岳地帯にあり、渓流の近くの木々の中などに自生。
年末年始に開花するロウバイに対し、5~6月に咲くことからナツロウバイと命名。同時期に開花するアメリカロウバイ(クロバナロウバイ)に性質が近い。
花はロウバイよりかなり大きく、直径7~10㎝程度になるが、香りはほとんどない。
花はカップ状で、大きな外側の花被片と小さな内側の花被片の二重構造。外側の花被片は10~14個あり、多くの場合、縁に向かって薄桃色を帯びる。内側の花被片が7~16個あり、淡い黄色をしており、基部に向かって白くなっていく。
枝先に一輪のみ開花するためロウバイよりはナツツバキなどに近い。
葉は対生し、葉はロウバイに似るものの、ロウバイほどザラザラせず光沢があり、縁には不規則な鋸歯がある。

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撮影:2022年5月19日 京都府立植物園にて

名称:ナツロウバイ(夏蝋梅)
科:ロウバイ科 ナツロウバイ属
園芸分類:花木
形態:落葉広葉・低木
原産地(分布):中国
品種名:
草丈/樹高:1~3m
開花期:5~6月
花色:白色、淡桃色
その他:中国名を「シャラメイ」



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セイヨウニワトコ(西洋接骨木) [ハーブ]

セイヨウニワトコ(西洋接骨木)は別名でエルダーといい、ヨーロッパや北アフリカ原産のスイカズラ科ニワトコ属の落葉樹。
成長すると、3~10mの高さになる低木~中高木で、見た目のかわいさと香りのよい花が大きな魅力。
茎には太い随があり、葉は対生、奇数羽状複葉である。花は、20cmほどの円形になる散房花序で強い香りを持つ。5~6月にクリーム色の花を咲かせた後、秋に果実が黒く熟して食用になる。
ニワトコ属の植物は、古くから世界各地で薬用に使用される。セイヨウニワトコは、葉、枝、根にいたるまで優れた薬効を持つ。古代ローマ時代から民間薬として普及しておりその優れた薬効と汎用性『歯痛から疫病まで』といわれたとのこと。
葉や花はハーブとして利用され、園芸においては、ハーブとして扱われていることが多い。

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撮影:2022年5月19日 京都府立植物園にて

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撮影:2023年8月4日 京都府立植物園にて

名称:セイヨウニワトコ(西洋接骨木)
科:スイカズラ科 ニワトコ属
園芸分類:ハーブ
形態:落葉樹
原産地(分布):ヨーロッパ 北アフリカ 南西アジア
品種名:
草丈/樹高:3~10m
開花期:5~6月
花色:クリーム色
その他:別名 エルダー


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トサシモツケ(土佐下野) [花木]

わが国の固有種で、四国の徳島県と高知県に分布。
近畿地方以北に分布する「イワシモツケ」の変種で、イワシモツケよりも細長い倒披針形の葉が互生する。
5月ごろ、枝先に散房花序をだし、小さな白色の花をいっぱい咲かせる。

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撮影:2022年5月20日 京都府立植物園にて

名称:トサシモツケ(土佐下野)
科:バラ科 シモツケ属
園芸分類:花木
形態:落葉低木
原産地(分布):徳島県と高知県に分布
品種名:
草丈/樹高:2m
開花期:5月頃
花色:白色
その他:


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フナバラソウ(舟腹草) [草花]

真っ直ぐに立ち上がる草で、高さは40~80cm程度、枝は出さない。葉は卵形で対生で、両面に細軟毛がある。花は、5~6月頃に1段または複数段に黒紫色の星型の花がかたまって球状につく。
花が終わると緑色の袋果(実)をつける。秋に袋果が割れ、種髪(毛束)をつけた種子がはじける。袋果の形が舟腹に似ることから名づけられた。

京都府絶滅のおそれのある野生生物の保全に関する条例(指定希少野生生物)で、京都府カテゴリー:絶滅寸前種とのこと。以前は各地に分布していたが、自然草原の消滅とともに減少が著しい。現在の生育地での個体数はいずれも少ない。

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撮影:2022年5月20日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年5月19日 京都府立植物園にて

名称:フナバラソウ(舟腹草)
科:キョウチクトウ科 カモメヅル属
園芸分類:草花
形態:多年草
原産地(分布):北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国大陸東北部
品種名:
草丈/樹高:40~80cm
開花期:5~6月
花色:黒紫色
その他:


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