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リリウム・レガレ [球根]

中国の中南部、四川省で1903年に発見され地下に鱗茎をもつ多年草。
標高800~2500mの岩礫地(がんれきち)や河岸に生え、高さは50~90cmになり、その頂部にテッポウユリのようなやや筒型の大きな花を横向きに咲かせます。
葉は日本のユリに比べ細長い。
7~8月ごろ、芳香のある大きな白色の花を咲かせます。花披片の咽部は黄色く、外側は赤紫色を帯びます。

この花だけでも十分観賞価値があるため、栽培されることもありますが、ユリの園芸品種の大敵であるウイルス病に強い性質をもつため、交配親として重要な存在となっているとのことです。


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撮影:2021年6月17日 京都府立植物園にて

名称:リリウム・レガレ
科:ユリ科 ユリ属
園芸分類:球根
形態:多年草
原産地(分布):中国(四川省)
品種名:
草丈/樹高:50~90cm
開花期:7~8月
花色:白色
その他:



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イリス レティキュラータ [球根]

球根アイリスに分類されており、地下部は鱗茎で、網状の薄皮に覆われています。草丈は10数センチと小さく、ミニアイリスとして販売されることもあります。
葉は、花と同時に生え、断面は四角形。単頂花序で、花茎に花が一つだけ咲きます。
花色は、赤紫~濃い青紫

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撮影:2017年3月4日 京都府立植物園にて

名称:イリス レティキュラータ
科:アヤメ科 アヤメ属
園芸分類:
形態:
原産地(分布):トルコ、イラン、旧ソ連
品種名:
草丈/樹高:10cm
開花期:3~4月
花色:赤紫~濃い青紫
その他:


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タキユリ(崖百合) [球根]

山地の崖などでみられ茎が下垂する多年草。
茎は細く、地下に径7~10cmの球形で肉質、黄白色または赤紫色を帯びた鱗茎をもちます。
葉は互生する単葉で、長卵形~卵状披針形、全縁で、表面には光沢があります。
茎の上部に総状~円錐花序を出し、1~数個の花が下向きに咲きます。
花被片は6個あり、強く反り返り、白色~淡い紅色、内面には濃い紅色の斑点があり、雌しべは雄しべより短く、柱頭は切形です。
花粉は赤褐色で、花には芳香があります。
果実は長楕円形の蒴果です。

以前は九州の西部の海岸に生えるカノコユリと同じとされていましたが、カノコユリが茎が直立するのに対し、この花は崖などに生え、茎が下垂するので変種とされました。
四国で「タキ」は崖の事を意味します。絶滅危惧種にも指定されています。

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撮影:2020年7月20日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年7月15日 京都府立植物園にて

名称:タキユリ(崖百合)
科:ユリ科 ユリ属
園芸分類:球根
形態:多年草
原産地(分布):四国、九州(長崎県)
品種名:
草丈/樹高:100~150cm
開花期:7~8月
花色:白色で淡紅色
その他:




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リリウム・コンカドール [球根]

オリエンタル百合と中国原産のトランペットリリーの交配種(園芸種)

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撮影:2019年7月8日 京都府立植物園にて


名称:リリウム・コンカドール
科:ユリ科 ユリ属
園芸分類:球根
形態:多年草
原産地(分布):園芸種
品種名:
草丈/樹高:
開花期:
花色:
その他:



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ヤマユリ(山百合) [球根]

日本特産のユリ。北陸地方を除く近畿地方以北の山地の林縁や草地に分布し、和名は、山中に生えることからつけられました。
草丈は1~1.5m。花期は7~8月頃。花は、花弁が外に弧を描きながら広がって、1~10個程度を咲かせます。その大きさは直径20cm以上でユリ科の中でも最大級であり、その重みで全体が傾くほどです。花の色は白色で花弁の内側中心には黄色の筋、紅色の斑点があります。

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撮影:2022年7月13日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年7月9日 京都府立植物園にて


名称:ヤマユリ(山百合)
科:ユリ科 ユリ属
園芸分類:球根
形態:多年草
原産地(分布):北陸地方を除く近畿地方以北
品種名:
草丈/樹高:1~1.5m
開花期:7~8月
花色:白色
その他:日本特産のユリ



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ベニスジヤマユリ(紅筋山百合) [球根]

ベニスジヤマユリ(紅筋ヤマユリ)は、普通のヤマユリが変異したもので、普通のヤマユリの黄色いスジの部分が赤色になるものです。
ユリの花の赤が発色するのは、 アントシアンによるものですが、 これが突然変異で欠損すると、黄色い花になります。逆に、普通のヤマユリは、 ソバカスの部分だけ赤くなるように制御している遺伝子があるのですが、これが欠損すると、ベニスジになります。

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撮影:2018年7月11日 京都府立植物園にて



名称:ベニスジヤマユリ(紅筋山百合)
科:ユリ科 ユリ属
園芸分類:球根
形態:多年草
原産地(分布):中部地方以北
品種名:
草丈/樹高:50~150cm
開花期:6~8月
花色:
その他:ヤマユリの変種



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タニマユリ(谷間百合) [球根]

別名をホソバコオニユリ(細葉小鬼百合)といいます。 コオニユリの変種でコオニユリより葉が細く、湿った谷間の岩壁にぶら下がるように咲きます。
渓谷岩上に生える多年草

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撮影:2019年6月12日 京都府立植物園にて


名称:タニマユリ(谷間百合)
科:ユリ科 ユリ属
園芸分類:球根
形態:多年草
原産地(分布):
品種名:
草丈/樹高:60~100cm
開花期:7~9月
花色:オレンジ色
その他:




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ササユリ(笹百合) [球根]

 ササユリは本州中部から九州に分布する多年草で山地の草原や明るい森林に生育します。地下に白い鱗茎(いわゆるユリ根)があります。
ユリの仲間の中では開花時期が早く、茎先に2、3輪の淡い紅色の花をつけます。その感じがいかにも”清楚”という表現がぴったりです。
花は大輪で、長さが10~15cmくらいある漏斗状で、横向きに花をつけます。
花には独特の香りがあり、雄しべは6本で、葯(雄しべの花粉を入れる袋)は赤褐色です。雌しべは1本となります。
和名の由来は、葉の形が「笹」に似ることからきています。
球根は、古来、食用にされてきました。


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撮影:2018年5月28日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年8月27日 京都府立植物園にて


◇ピンクバージョン
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撮影:2021年6月14日 京都府立植物園にて

名称:ササユリ(笹百合)
科:ユリ科 ユリ属
園芸分類:球根
形態:多年草
原産地(分布):本州中部から九州
品種名:
草丈/樹高:50~100cm
開花期:6~7月
花色:白色
その他:



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サクユリ(作百合) [球根]

サクユリ(作百合)は、伊豆諸島に自生する伊豆諸島に固有のユリであり、ヤマユリの変種です。伊豆諸島では、源為朝を偲んでタメトモユリとも呼ぶようで、世界最大のユリと言われています。
草丈、花径とも世界最大のユリで、花期は7月ごろ、草丈2m、花径30cmにもなります。ヤマユリに似ますが、ヤマユリに比べ、葉が幅広く、花の内側にある斑点がたいへん少ないかまったく無い、芳香も強いなどが特徴です。
 分布は、 日本、さらに伊豆諸島に限られており 林の切れ間の斜面によく自生しています。 半日陰で水はけ良く、根元が雑草に 覆われ、地表が乾燥せず、地温も 上昇しない、そんな環境を好むとのことです。 花の雄大さから、欧米での品種改良の 交配親に利用され、数々のオリエンタル系 ユリを生み出し、有名な「カサブランカ」も サクユリが交配親となっています。

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撮影:2018年7月9日 京都府立植物園にて



名称:サクユリ(作百合)
科:ユリ科 ユリ属
園芸分類:球根
形態:多年草
原産地(分布):伊豆諸島に固有のユリ
品種名:
草丈/樹高:2m
開花期:7月ごろ
花色:白色
その他:ヤマユリの変種



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コオニユリ(小鬼百合) [球根]

コオニユリは北海道と沖縄以外の日本で育ち、国内に自生するユリの中ではもっとも広範囲で見られるユリです。
生育環境も海岸から山地までと幅広いですが、山の草原や低地の湿原によく見られます。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄赤色の花を下向きに2~10輪くらいつけます。 花被片は6枚あり、披針形で上部がそり返ります。 花被片の内側には黒紫色の斑が散りばめたように入ります。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)です。
 近縁種のオニユリ(鬼百合)は中国から渡来したものと考えられています。 両者の違いは、本種のほうが花が小さく、珠芽(むかご)作らず、種子を作ることから区別できます。
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撮影:2018年7月10日 京都府立植物園にて



名称:コオニユリ(小鬼百合)
科:ユリ科 ユリ属
園芸分類:球根
形態:多年草
原産地(分布):北海道から九州、 朝鮮半島や中国、アムール地方
品種名:
草丈/樹高:1~2m
開花期:7~9月
花色:淡橙黄色
その他:原種百合




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