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タキユリ(崖百合) [球根]

山地の崖などでみられ茎が下垂する多年草。
茎は細く、地下に径7~10cmの球形で肉質、黄白色または赤紫色を帯びた鱗茎をもちます。
葉は互生する単葉で、長卵形~卵状披針形、全縁で、表面には光沢があります。
茎の上部に総状~円錐花序を出し、1~数個の花が下向きに咲きます。
花被片は6個あり、強く反り返り、白色~淡い紅色、内面には濃い紅色の斑点があり、雌しべは雄しべより短く、柱頭は切形です。
花粉は赤褐色で、花には芳香があります。
果実は長楕円形の蒴果です。

以前は九州の西部の海岸に生えるカノコユリと同じとされていましたが、カノコユリが茎が直立するのに対し、この花は崖などに生え、茎が下垂するので変種とされました。
四国で「タキ」は崖の事を意味します。絶滅危惧種にも指定されています。

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撮影:2020年7月20日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年7月15日 京都府立植物園にて

名称:タキユリ(崖百合)
科:ユリ科 ユリ属
園芸分類:球根
形態:多年草
原産地(分布):四国、九州(長崎県)
品種名:
草丈/樹高:100~150cm
開花期:7~8月
花色:白色で淡紅色
その他:




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