SSブログ

アカヤシオ(赤八汐) [花木]

アカヤシオとは、樹高2m~4m程になるツツジ科ツツジ属のヤシオツツジの一種で落葉低木。
アカヤシオの花は、葉が展開する前に淡いピンク色の花を下向きに付ける。花は径5cm~6cm程で、花冠は5裂して、先端は丸みを帯びる。長く突き出した1本の雌しべを10本の雄しべが取り囲み、上側5本の雄しべは短く、下の5本は長くなる。
葉は、枝先に5枚が輪生状に付く単葉で、菱形~卵状菱形となり、葉縁には長く細い開出毛があり、表面中央脈上に短毛が生え、裏面は中央脈下部に長毛がまばらに生える。また、両側に白く短い軟毛が密生し、秋には紅葉または黄葉する。
アカヤシオの果実は蒴果で、いびつな円柱形になり、10~11月に熟すと5裂して小さな種子を飛ばす。

アカヤシオという名前は、花の様子が似ている近縁種の「シロヤシオ(白八汐)」に対して、花色が赤みを帯びているため、「赤八汐(あかやしお)」と名付けられた。

アカヤシオ-1(20230320).jpg アカヤシオ-2(20230320).jpg アカヤシオ-3(20230320).jpg アカヤシオ-4(20230320).jpg アカヤシオ-5(20230320).jpg アカヤシオ-6(20230320).jpg アカヤシオ-7(20230320).jpg
撮影:2023年3月20日 京都府立植物園にて

アカヤシオ-11(20230327).jpg アカヤシオ-12(20230327).jpg アカヤシオ-13(20230327).jpg
撮影:2023年3月27日 京都府立植物園にて

名称:アカヤシオ(赤八汐)
科:ツツジ科 ツツジ属
園芸分類:花木
形態:落葉低木
原産地(分布):本州の東北地方南部から中部地方にかけての太平洋側
品種名:
草丈/樹高:3~5m
開花期:4~5月
花色:ピンク色
その他:


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。