タンジン(丹参) [薬用植物]
シソ科の多年草。中国に広く分布し、日本ではまれに栽植されています。茎は直立し、高さ40~80センチメートル、四角形で全株に長い軟毛と腺毛(せんもう)を密生しています。葉は対生し、奇数羽状複葉。小葉は1~3対で、頂端の小葉がもっとも大きい。5~8月にかけて、茎の上部に青紫色の唇形花を数段に輪生します。
中国では根を丹参とよび、活血、鎮痛、鎮静、消腫(しょうしゅ)剤として、月経不順、産後の腹痛、不眠症、関節痛、急性肝炎などの治療に用います。これまでは婦人の要薬とされてきましたが、最近になって、冠動脈粥様(しゅくよう)硬化性の心臓病に用いると、心臓の絞痛発作を軽減する作用のあることがわかってきたと言われています。
撮影:2017年9月9日 京都府立植物園にて
名称:タンジン(丹参)
科:シソ科
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):
品種名:
草丈/樹高:40~80cm
開花期:5~8月
花色:
その他:
中国では根を丹参とよび、活血、鎮痛、鎮静、消腫(しょうしゅ)剤として、月経不順、産後の腹痛、不眠症、関節痛、急性肝炎などの治療に用います。これまでは婦人の要薬とされてきましたが、最近になって、冠動脈粥様(しゅくよう)硬化性の心臓病に用いると、心臓の絞痛発作を軽減する作用のあることがわかってきたと言われています。
撮影:2017年9月9日 京都府立植物園にて
名称:タンジン(丹参)
科:シソ科
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):
品種名:
草丈/樹高:40~80cm
開花期:5~8月
花色:
その他:
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ミシマサイコ(三島柴胡) [薬用植物]
ミシマサイコ またはその変種は薬用植物であり、根が柴胡(さいこ)という生薬として用いられ、日本薬局方に収録されています。解熱、鎮痛作用があり、大柴胡湯(だいさいことう)、小柴胡湯(しょうさいことう)、柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)などの多くの漢方方剤に配合されます。
近年では乱獲により絶滅危惧種となっています。
和名は、静岡県の三島市付近の柴胡が生薬の産地として優れていたことに由来します(現在の産地は、宮崎県、鹿児島県、中国、韓国など)。
撮影:2017年8月27日 京都府立植物園にて
名称:ミシマサイコ(三島柴胡)
科:セリ科
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):本州から四国・九州
品種名:
草丈/樹高:30~50cm
開花期:8~10月
花色:黄色
その他:薬用植物
近年では乱獲により絶滅危惧種となっています。
和名は、静岡県の三島市付近の柴胡が生薬の産地として優れていたことに由来します(現在の産地は、宮崎県、鹿児島県、中国、韓国など)。
撮影:2017年8月27日 京都府立植物園にて
名称:ミシマサイコ(三島柴胡)
科:セリ科
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):本州から四国・九州
品種名:
草丈/樹高:30~50cm
開花期:8~10月
花色:黄色
その他:薬用植物
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