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ウスベニタチアオイ(薄紅立葵) [花木]

ウスベニタチアオイ(薄紅立葵)は、アオイ科タチアオイ属の多年草で、薬用植物や鑑賞用として利用される。
茎は直立し、秋には地上部が枯れる。容姿は主軸のみか、少しの側枝を出すのみ。ヨーロッパの沼地や湿地帯などに多く自生する。
葉は短い葉柄をもち、卵状心形。
7月~8頃に直径2-3cmの花を咲かせる。形状はゼニアオイ属の「ウスベニアオイ(コモンマロウ)」を小型にしたようなな形で花びら色は青白~白~薄ピンク色となる。
9~10月頃に種が採れる。

昔はお菓子のマシュマロはこのウスベニタチアオイの根から取れるデンプンを利用して作られていた。 太い根には25~35%もの多量の粘液を含んでいることから、この根からゼリーのようなお菓子を作っていたことから、お菓子のマシュマロは、ここから名付けられてる。現在のマシュマロは普通、卵白やゼラチンや砂糖で作られてる。
若葉、花はハーブティに利用でき、のどの痛みを緩和する効果があるといわれる。

ウスベニタチアオイ-1(20220902).jpg ウスベニタチアオイ-2(20220902).jpg ウスベニタチアオイ-3(20220902).jpg ウスベニタチアオイ-4(20220902).jpg
撮影:2022年9月2日 京都府立植物園にて

名称:ウスベニタチアオイ(薄紅立葵)
科:アオイ科 ビロードアオイ属
園芸分類:花木
形態:常緑低木
原産地(分布):ソフィア・ブルガリア
品種名:
草丈/樹高:1~2m
開花期:6~8月
花色:薄ピンク、白色
その他:別名 マシュマロウ、ビロードアオイ


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