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メギ(目木) [落葉樹]

メギは叢生する枝、黄色い花、赤い果実、紅葉と、1年を通じて観賞でき、また刈り込みにも耐えるため、生け垣や庭木として栽培されるメギは、本州、四国、九州に分布する落葉低木。
花期になると、枝の下部から先端に及ぶ葉の付け根に、総状、または散形の花序を形成し、小さな黄色い花を数輪、下向きに咲かせる。花は花径5~8mm程度の椀状で、それぞれ6枚の花弁と萼片から成り、6個の雄しべの中心には太い雌しべがある。
雄しべには刺激が加わると動く性質があり、指で触れると花の内側に向かってキュッと動く。これは蜜を求めてやって来た昆虫に、効率良く花粉を付けるための性質。
葉はへら形で、密につき、晩秋には美しく紅葉する。
園芸では、基本種の緑葉はほとんど用いられず、赤紫や黄金葉などの美しい葉色を楽しむカラーリーフとして利用される。
樹形は自然樹形だとアーチ状に広がり、枝には鋭いトゲがある。

和名は「目木」の意味で、葉や樹皮の煮汁を洗眼に用いたためとされる。

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撮影:2022年4月15日 京都府立植物園にて

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撮影:2022年4月7日 京都府立植物園にて

名称:メギ(目木)
科:メギ科 メギ属
園芸分類:庭木・花木
形態:落葉低木
原産地(分布):日本(関東地方以西の本州、四国、九州)
品種名:
草丈/樹高:1.5~2m
開花期:4~5月
花色:黄色
その他:別名 コトリトマラズ



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