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タムシバ(田虫葉)・ミスジャック [花木]

タムシバ(田虫葉)は、モクレン科モクレン属に属する落葉高木から低木の1種である。葉はやや細長い披針形であり、早春の葉が展開する前に白い6花弁をもち芳香がある花が咲く。
日本固有種であり、本州、四国、九州に分布するが、西日本と雪深い日本海側に多く、関東地方ではほとんど見られない。
風変わりな名の由来には、葉っぱにタムシ状の白い斑点があることから「タムシバ」、あるいは、葉を噛むと甘みがあるため「カムシバ」、これが転訛してタムシバとなったという二つの説がある。葉にとどまらず、樹皮、枝にも甘い香りがある。
葉に先立って咲く花は直径6~10cmほどで、コブシより大きいものが多く、香りもより強い。

コブシに似るが、葉が細長く葉裏が白色を帯びる点、葉芽の鱗片が無毛である点、花の基部に葉がつかない点、萼片が比較的大きく(花弁長の1/3から1/2)無毛である点などで異なる。

タムシバ-1(20220330).jpg タムシバ-2(20220330).jpg タムシバ-3(20220330).jpg タムシバ-4(20220330).jpg タムシバ-5(20220330).jpg
撮影:2022年3月30日 京都府立植物園にて

名称:タムシバ(田虫葉)・ミスジャック
科:モクレン科 モクレン属
園芸分類:花木
形態:落葉高木から低木
原産地(分布):日本固有種であり、本州、四国、九州
品種名:ミスジャック
草丈/樹高:
開花期:4~5月
花色:白色
その他:


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