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ナギイカダ(梛筏) [常緑樹]

ナギイカダは地中海沿岸原産の常緑低木。1860年代に渡来した。葉がナギに似ており、ハナイカダのように葉の中央部に花が咲くことからナギイカダの名前が付いた。
葉は退化しており、末端の茎が葉のように扁平になり、先は鋭いとげになっている。つまり、葉のように見えるものは、葉ではなく、「葉状枝」あるいは「仮葉枝」という枝が変化したものということになる。この葉状茎の上に花が1個つく。雌雄異株で、花は春から夏に咲き、冬に赤い果実をつける。
ちなみにハナイカダの実や花は葉に直接付いているが、ナギイカダの花や実は葉状枝に付着していない。


茎や根は多肉質で、そのエキスはナギイカダエキスとして健康食品に利用され、耳鳴りの改善等に効果があるとされる。

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撮影:202年11月5日 京都府立植物園にて

名称:ナギイカダ(梛筏)
科:ユリ科(諸説あり)ナギイカダ属
園芸分類:
形態:常緑広葉 低木
原産地(分布):地中海沿岸原産
品種名:
草丈/樹高:
開花期:3~5月
花色:
その他:

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