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ブタナ(豚菜) [山野草]

茎の先に花径3~4cmの舌状花だけからなる頭花をつけます。 舌状花は黄色で、遠くから見ると蒲公英(タンポポ)のように見えます。ただし、タンポポ属は、1つの花茎に1つの頭花がつきますが、ブタナは花茎が枝分かれして複数の頭花をつけることで容易に同定できます。
花茎には葉が付かず、地表面に葉を円形に展開してロゼットを形成します。葉には、不揃いの波形のぎざぎざ(鋸歯)があり蒲公英(タンポポ)に似ていますが、葉の両面や縁には剛毛が生えます。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)です。
ヨーロッパ原産で、日本では、昭和8年に北海道で最初に確認され、以後各地に広がったと言われています。 別名を蒲公英擬き(タンポポモドキ)と。
名前の由来は、フランス名の「ブタのサラダ」を訳したものとのことですが、それにしても「ブタナ」とはいかにもかわいそうな名前ですよね。

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撮影:2021年5月7日 京都市伏見区にて

名称:ブタナ(豚菜)
科:キク科 エゾコウゾリナ属
園芸分類:野に咲く花
形態:多年草
原産地(分布):ヨーロッパ原産
品種名:
草丈/樹高:50~60cm
開花期:6~9月
花色:黄色
その他: 別名 タンポポモドキ



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