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チガヤ(茅萱) [山野草]

日当たりのよい草丈の低い草原や道端などに群がって生育します。
種子と地下茎の一種の根茎によって繁殖し、河原の土手など、刈り込みが定期的に行われる所では、一面に繁茂することがあります。
たくさん節のある根茎が地中を長く横に這い、春になると節から芽が地上へ伸長し、新しい個体になります。
地上には花茎と葉だけが出ています。葉には細くて硬い葉柄があり、直立します。葉の縁はややざらつくがススキほどではないようです。
 和名の由来は、群がって生えることから。開花前の若い花穂は「ツバナ」と呼ばれ、万葉集にも歌われています。かむと甘味があり、根茎は利尿、止血の漢方薬として用いられました。茎の節に毛があるものをチガヤ(ケチガヤ、フシゲチガヤ)、毛がないものをケナシチガヤと分類さされます。

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撮影:2021年5月4日 京都市伏見区にて

名称:チガヤ(茅萱)
科:イネ科 チガヤ属
園芸分類:野の植物
形態:宿根性多年草
原産地(分布):地中海沿岸地方 北海道、本州、四国、九州、沖縄
品種名:
草丈/樹高:30~60cm
開花期:4~6月(夏に刈り込むと秋に咲くこともある)
花色:紫褐色
その他:別名:ツバナ(摘花菜、茅花)、ミノカヤ、アマカヤ


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