SSブログ

トキワハゼ(常盤黄櫨) [山野草]

 トキワハゼは日本各地、朝鮮・中国・東南アジア・インドなどに分布する一年草。田圃の畦道や湿った草原・畑などに生育します。茎は根際から分かれて株立ちとなりますが、同属のサギゴケとは異なって、匍匐茎を出しません。葉はさじ形で、鈍い鋸歯があります。
花は、茎先に総状花序を出し、数個をまばらにつけます。花冠は紅紫色で長さ1cm、先が2唇形に開き、上唇はわずかに2裂、下唇は3裂し、中央部は隆起して黄色地に赤褐色の斑紋があります。サギゴケに比べて花の大きさは随分と小さい。
果実は扁球形の蒴果で萼に包まれています。

和名の由来は、冬以外通年開花することからトキワ(常盤)、実がはぜることからハゼと名がつきました。

トキワハゼ-11(20230428).jpg トキワハゼ-12(20230428).jpg トキワハゼ-13(20230428).jpg トキワハゼ-14(20230428).jpg トキワハゼ-15(20230428).jpg トキワハゼ-16(20230428).jpg
撮影:2023年4月28日 京都市伏見区にて

トキワハゼ-1(20210420).jpg トキワハゼ-2(20210420).jpg トキワハゼ-3(20210420).jpg トキワハゼ-4(20210420).jpg トキワハゼ-5(20210420).jpg トキワハゼ-6(20210420).jpg トキワハゼ-7(20210420).jpg トキワハゼ-8(20210420).jpg トキワハゼ-9(20210420).jpg
撮影:2021年4月20日 京都市伏見区にて

名称:トキワハゼ(常盤黄櫨)
科:ゴマノハグサ科 サギゴケ属 
園芸分類:野に咲く花
形態:1年草又は越年草
原産地(分布):在来種、日本全土、朝鮮、中国、台湾、ロシア、インド、東南アジア
品種名:
草丈/樹高:5~15㎝
開花期:4~11月
花色:紅紫色
その他:ハエドクソウ科に分類されることも


nice!(1)  コメント(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。