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イヌタデ(犬蓼) [山野草]

アジアの温帯から熱帯に分布し、日本では北海道から、本州、四国、九州、沖縄に分布。野原や道端、畑などにふつうに生えます。
春から秋までの4~11月にかけて、茎の先端から長さ1~5cmの花穂を出し、紅紫色をした小さな花を密につけます。紅紫色の萼片は深く4または5裂し、裂片は倒卵形をしており、花弁はありません。雄しべは8本、花柱は3本。
茎の基部は横に這い、まっすぐか斜めに傾いて伸び、多く枝分かれします。茎の先はやや立ち、茎は円柱形で柔らかくなめらかで、ふつう紅紫色を帯びます。
 花よりも、その後に見られる真っ赤な果実が目立ます。果実は三角状の痩果(そうか)で、果実そのものは卵形で暗褐色をしていますが、その外側に赤い萼をかぶっているこおとで、このように見えます。
 和名はヤナギタデに対し、葉に辛味がなくて役に立たないという意味で「イヌタデ」と名付けられました。赤い小さな花や果実を赤飯に見立て、別名アカノマンマともよばれます。

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撮影:2020年10月29日 京都府立植物園にて

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撮影:2021年10月6日 京都府立植物園にて

名称:イヌタデ(犬蓼)
科:タデ科 イヌタデ属
園芸分類:野に咲く花
形態:一年草
原産地(分布):
品種名:
草丈/樹高:20~40cm
開花期:4~11月
花色:紅紫色
その他:別名アカノマンマ


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