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サフランモドキ(サフラン擬) [宿根草]

サフランモドキは草丈20~30cm程になるヒガンバナ科の多年生球根植物。
6~9月頃に開花。
サフランモドキは地下に径1~3cm程の卵形の鱗茎があり、表面は紅い被膜で覆われている。
サフランモドキの花は花茎の先端に一つ花を咲かせる。花はピンク色になり上向きに咲き、花被は6裂し、花被片の基部は淡い緑色を帯びる。雄しべは6本あり、葯は鮮かな黄色で、雌しべの柱頭は3つに裂けている。子房は緑色で光沢があり、3室からなる。
サフランモドキの葉は互生し、長さ15~30cm程の肉厚な線形で、6~10個程出す。基部は赤みを帯び、表面には光沢がある。

名前の由来は、薬用植物としても良く知られる「サフラン」に似ているということではなく、江戸時代に日本に渡来した当初に、本種が本物のサフランであると誤認されていましたが、明治の初めになって誤りであることが知られ、「サフランモドキ」と呼ばれるようになったとのこと。そのため、サフランモドキは「サフラン擬き」とも書く。でも、サフランモドキという無粋な名前は可哀そうですね。

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撮影:2023年6月26日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年10月1日 京都府立植物園にて

名称:サフランモドキ(サフラン擬)
科:ヒガンバナ科 タマスダレ属
園芸分類:春植え球根
形態:多年草
原産地(分布):中・南米、西インド諸島等
品種名:
草丈/樹高:20~30cm
開花期:6~10月
花色:ピンク色
その他:別名 ゼフィランサス・カリナタ


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