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ナズナ(薺) [山野草]

日本全土の道ばたや畑などで生えます。高さ10~40cmほど。根生葉はロゼット状で、羽状に深裂します。茎の上部の葉は裂けず、基部は茎を抱きます。花は白色で直径約3mm。果実は長さ6~7mmの倒三角形の扁平な短角果で、先端がへこむ。 花期は3~6月です。
秋に芽が生え、早春に咲き始める、春の七草のひとつとなります。
名前の由来は、「薺(ナズナ)」は「撫菜」(なでな) からの変化したとのことです。なでたいほどかわいい菜、の意から。 また、夏に枯れて無くなることから「夏無(なつな)」、これが変化したとも言われています。
別名は、「ペンペン草(ぺんぺんぐさ)」で、風に揺れたときの音からとのことです。

また、ナズナは、民間薬として陰干ししたのちに煎じたり、煮詰めたり、黒焼きするなどしたものは肝臓病・解熱・血便・血尿・下痢・高血圧・止血・生理不順・腹痛・吐血・便秘・利尿・目の充血や痛みに効き、各種薬効に優れた薬草として用いられます。

ムギ栽培の伝来と共に日本に渡来した史前帰化植物と考えられているそうです。

ナズナ-1(20180308).jpg ナズナ-2(20180308).jpg ナズナ-3(20180308).jpg
撮影:2018年3月8日 京都府立植物園にて

名称:ナズナ(薺)
科:アブラナ科 ナズナ属
園芸分類:野に咲く花
形態:越年草
原産地(分布):日本全土
品種名:
草丈/樹高:10~40cm
開花期:3~6月
花色:白色
その他:春の七草の一つ


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