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タイワンホトトギス(台湾杜鵑草) [山野草]

 日本では西表島だけにわずかに自生とのことです。
 茎は普通、屈曲し、無毛かわずかに毛があります。葉は互生し、倒被針形又は狭い楕円状披針形~倒卵形、葉表は無毛に近く、葉裏は有毛、特に脈に沿って多いようです。茎頂又は葉腋の集散花序にまばらに花をつけます。小花梗は長さ1~6㎝、有毛。花はトランペット形、花被片は斜め上向きに開き、青紫白色、縁が濃く、表面に濃い紫色の斑点があり、披針形又は倒披針形~惰円形、長さ2~2.5㎝、裏面はやや暗紫色を帯び、まばらに毛があります。花被片の内面基部の橙色の斑紋はやや不明瞭、基部の両側の膨らみが黒色を帯びます。花柱や柱頭、花糸にも斑点があります。
台湾と西表島の低地から標高1900mまでの森林や低木林などに見られ、寒さに強く、おそらくホトトギス属で最強健種ではと言われています。


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撮影:2018年10月11日 京都府立植物園にて

名称:タイワンホトトギス(台湾杜鵑草)
科:ユリ科 ホトトギス属
園芸分類:草花,山野草
形態:多年草
原産地(分布):台湾、沖縄県の西表島
品種名:
草丈/樹高:45~80cm
開花期:9~10月
花色:青紫白色
その他:


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