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オオチョウジガマズミ [花木]

オオチョウジガマズミは、レンプクソウ科カマズミ属の落葉低木で、日本では長崎県対馬のみに自生する貴重な樹木です。
岡山県や香川県小豆島に自生するチョウジガマズミの基本種とされており、共にヨーロッパで品種改良が進み、現在では数種の園芸品種が流通しています。
チョウジガマズミに比べると花が大きく密に咲き、海外では高い人気を誇る花木です。
対馬に自生するオオチョウジガマズミは、環境省レッドデータ絶滅危惧種ⅠB類に分類されています。
花は、淡紅色の蕾が開くと白い花が現れます。
花径1~1.5㎝程度の小さな花が集まって手毬状になり、径~5㎝の花序を形成します。
小さな白い花には強い芳香があり、花の季節になると庭を甘い香りで包みます。
葉は広楕円形で枝に対生し、チョウジガマズミと比べると丸みがあります。
花後に実る赤い果実は熟すと黒く色づき、葉は秋になると美しく紅葉します。

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撮影:2022年4月15日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年4月6日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年3月28日 京都府立植物園にて

名称:オオチョウジガマズミ
科:レンプクソウ科 カマズミ属
園芸分類:庭木・花木
形態:落葉低木
原産地(分布):日本、朝鮮半島
品種名:
草丈/樹高:1.5~2m
開花期:4~5月
花色:白(蕾と花弁内側はピンク)
その他:


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