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クワ(桑) [落葉樹]

クワは、カイコの餌として古来重要な作物であり、また果樹としても利用されます。
雌雄異株ですが、同株のものがあります。春に開花し、雄花は茎の先端から房状に垂れ下がり、雌花は枝の基部の方につきます。果実は初夏に熟し、キイチゴのような、柔らかい粒が集まった形で、やや長くなります。熟すと赤黒くなり、甘くて美味しい。子供の頃にはよく食べました。

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撮影:2017年5月21日 京都市伏見区にて

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撮影:2020年5月6日 京都市伏見区にて

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撮影:2020年5月14日 京都市伏見区にて

そんなクワの葉の「形」に注目してみました。クワの葉は、ハート形をしているものもあれば、切れ込みが入っているものもあります。同じ切れ込みでも規則的なものも不規則的なものもあるし、同じ木の中で大きさも形もさまざまな場合もあり、同じ種類とは思えません。
これは、もともとクワに「異形葉」という性質があるためとか。このクワが「異形葉」である理由は解明されていないようですが、若い木ほど切れ込みの深い葉が多く、老木になると一定のハート形になるようとも書かれていました。
芽生えの幼い時期の葉と成長した植物体の葉との形が違うことがありますが、この場合はそれぞれ幼形、成形と呼ばれます。では何でクワの葉は、異形葉になる必要があるのでしょうか、不思議ですね、何のために? 考え出すと眠られないということは無く、ぐっすりと眠りましたが(^_^)ニコニコ
その違いが分かるように並べて撮影してみました。不思議ですよね!
クワ-5(20200506).jpg
撮影:2020年5月6日 京都市伏見区にて

名称:クワ(桑)
科:クワ科クワ属
園芸分類:
形態:落葉樹
原産地(分布):中国北部から朝鮮半島と言われているようです
品種名:
草丈/樹高:
開花期:4月頃
花色:
その他:


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