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ショウジョウバカマ(猩猩袴) [山野草]

ショウジョウバカマは山地の湿った谷沿いの斜面や森林、ときに亜高山帯の万年雪の近くの湿った草原に見られる多年草です。
葉は細長くて光沢があり、根元から放射状に広がります。栄養状態のよい株では、葉の先端から新芽を出します。葉の中心には翌年の新芽があります。花は径1cm程度で、花茎の先端に径3~5cmほどの球状にまとまってつきます。花色はふつう赤紫色ですが、地域によってピンク、白や紫など変化があります。花茎は、開花時には10cm前後ですが、花後急激に伸びて30~50cmに達します。
”猩猩”は中国の想像上の動物で猿のような顔をもち、毛は紅色。
 花をこの”猩猩”に見立てて、葉を袴(はかま)に見立てて名付けられたようです。

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撮影:2020年3月21日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年3月28日 京都府立植物園にて


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撮影:2018年2月24日 京都府立植物園・「早春の草花展」にて

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撮影:2019年3月22日 京都府立植物園にて

名称:ショウジョウバカマ(猩猩袴)
科:シュロソウ科 ショウジョウバカマ属
園芸分類:草花,山野草
形態:多年草
原産地(分布):日本から南千島、サハリン南部
品種名:
草丈/樹高:10cm前後(開花時)
開花期:2月~4月
花色:淡紅色、紫色、白色
その他:


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