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ユキノシタ(雪の下) [山野草]

湿った半日陰地の岩場などに自生する常緑の多年草です。人家の日陰に栽培されることも多い。葉は円形に近く(腎円形)、裏は赤みを帯びます。本種は種子に因る種子繁殖のみならず、親株の根本から地上茎である走出枝(runner/ランナー)を出して栄養繁殖します。
開花期は5~7月頃で、高さ20~50 cmの花茎を出し、多数の花をつけます。花は5弁で、上の3枚が小さく濃紅色の斑点があり基部に濃黄色の斑点があり、下の2枚は白色で細長いです。
名前は、雪のような白い花をかぶってその下に緑の葉を広げるから。白い舌状の花の形から「雪の舌」、それが転じて「雪の下」、との説もあります。
別名の「虎耳草」とは、まだらで毛のある丸い葉っぱにちなみます。

葉はいろいろ使えます。けがをしたらこの葉を火にあぶって患部に貼ると効き目がある。昔からやけどなどの貼り薬(もんだ葉っぱ)、中耳炎やひきつけの薬(しぼり汁)として重宝されていました。また、天ぷらにしてもおいしい。(花は食べません)

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撮影:2022年5月15日 京都市伏見区にて

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撮影:2019年5月15日 自宅にて


名称:ユキノシタ(雪の下)
科:ユキノシタ科 ユキノシタ属
園芸分類:山野草
形態:常緑多年草
原産地(分布):本州、四国、九州及び中国
品種名:
草丈/樹高:20~50cm
開花期:5~7月
花色:白色
その他:


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