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ドウダンツツジ(灯台躑躅) [落葉樹]

ドウダンツツジは春に咲く白い壺形のかわいらしい小花と、秋の紅葉(10月中旬から11月)がすばらしい、落葉性の花木です。葉が出る前に開花します。
日本原産ですが、現在、各地で栽培されているドウダンツツジは小葉の優良個体を選抜したものです。刈り込みに耐え、小枝が密に出るので、生け垣用として、戦後急速に全国に広まったものと考えられます。野生のドウダンツツジの多くは、栽培されている株よりも葉が大きく、枝の出方が粗めです。実際、各地に残るドウダンツツジの古木は葉が大きく、葉の幅が広い、野性のヒロハドウダンツツジ(Enkianthus perulatus f. japonicus)だと思われます。私が撮影した植物園のドウダンツツジも葉が大きめでしたので野生種に近いもではないでしょうか。
 名前の「ドウダン」は、枝分かれしている様子が昔夜間の明かりに用いた灯台(結び灯台)の脚部と似通っており、その「トウダイ」から転じたものと言われています。

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撮影:2018年4月5日 京都府立植物園にて

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撮影:2017年11月29日 京都府立植物園にて

名称:ドウダンツツジ(灯台躑躅)
科:ツツジ科 ドウダンツツジ属
園芸分類:庭木・花木
形態:落葉性低木
原産地(分布):日本(本州・四国・九州)、台湾
品種名:
草丈/樹高:1~2m
開花期:4~5月
花色:白色
その他:


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