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ミツマタ(三叉)  [落葉樹]

新葉が芽吹く前の枝先に花だけが開花する姿は、冬が終わり待ちわびた春がきたことを喜んでいるようにも見えます。うつむくように下を向いて咲く花には芳香があり、小さな花が集まって半球形をつくっています。この小さな花には花弁はなく、花弁のように見えるのは筒状の萼の先端が4つに裂けて反り返ったものです。枝は3つに分枝し、これが「ミツマタ」の名前の由来となっています。強い繊維質の樹皮は、強度の高い良質の紙の原料として有名で、紙幣などにも使われています。
江戸時代初期に渡来した、とされますが、万葉集の「さきくさ」の名で歌われているのがミツマタである、との説があります、渡来時期が万葉時代以前なのか江戸時代なのかは確定していないようです。

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撮影:2018年3月24日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年3月9日 京都府立植物園にて

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撮影:2017年10月31日 京都府立植物園にて

名称:ミツマタ(三叉) 
科:ジンチョウゲ科 ミツマタ属
園芸分類:庭木・花木
形態:低木落葉性
原産地(分布):中国
品種名:
草丈/樹高:2m
開花期:3月~4月中旬
花色:黄,オレンジ
その他:「三椏」とも書く


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