アキニレ(秋楡) [落葉樹]
アキニレは秋楡と書き、これは秋に花が咲くという生態的特徴からきていると言われる。
葉は互生し、葉身は長楕円形で革質、表面には光沢があり、ざらつき、縁は鈍鋸歯。
両性花で、9月に、本年枝の葉腋に4~6個、小さな花が束生する。雄しべは4本、大きめな葯がついている。
ニレ科の樹の花は、どれも小さく目立たない。でも秋に花が咲くのは、アキニレだけで、そのための名となる。
アキニレの果実は長さ10mm程度。翼があり、風によって飛ばされて散布される。1つの果実の中に、小さな種子が2つ入っている。秋になって葉が落ちてもなかなか果実は枝から離れない。冬の木枯らしが吹く時になってようやく少しづつ果実は枝を離れて散布される。強い風が吹いて遠くに飛ばされるのを待つ仕組み。
2月頃になると、ようやくほとんどの果実が枝を離れる。種子の発芽率は高く、痩せ地にも育つと言われる。しかし、種子重が小さく、当初は根を発達させるためか、初期成長は遅いので、競合する草本の生長が不良であるような痩せ地でしか定着ができないことになる。
◇これが小さな花となります
◇翼果は長さ10mm前後の楕円形で、中央に種子があります
撮影:2017年9月21日 京都府立植物園にて
撮影:2022年11月16日 京都府立植物園にて
名称:アキニレ(秋楡)
科:ニレ科 ニレ属
園芸分類:
形態:落葉高木
原産地(分布):本州(中部地方以西),四国,九州,沖縄
品種名:
草丈/樹高:
開花期:9月
花色:薄緑色
その他:果期:10~11月
葉は互生し、葉身は長楕円形で革質、表面には光沢があり、ざらつき、縁は鈍鋸歯。
両性花で、9月に、本年枝の葉腋に4~6個、小さな花が束生する。雄しべは4本、大きめな葯がついている。
ニレ科の樹の花は、どれも小さく目立たない。でも秋に花が咲くのは、アキニレだけで、そのための名となる。
アキニレの果実は長さ10mm程度。翼があり、風によって飛ばされて散布される。1つの果実の中に、小さな種子が2つ入っている。秋になって葉が落ちてもなかなか果実は枝から離れない。冬の木枯らしが吹く時になってようやく少しづつ果実は枝を離れて散布される。強い風が吹いて遠くに飛ばされるのを待つ仕組み。
2月頃になると、ようやくほとんどの果実が枝を離れる。種子の発芽率は高く、痩せ地にも育つと言われる。しかし、種子重が小さく、当初は根を発達させるためか、初期成長は遅いので、競合する草本の生長が不良であるような痩せ地でしか定着ができないことになる。
◇これが小さな花となります
◇翼果は長さ10mm前後の楕円形で、中央に種子があります
撮影:2017年9月21日 京都府立植物園にて
撮影:2022年11月16日 京都府立植物園にて
名称:アキニレ(秋楡)
科:ニレ科 ニレ属
園芸分類:
形態:落葉高木
原産地(分布):本州(中部地方以西),四国,九州,沖縄
品種名:
草丈/樹高:
開花期:9月
花色:薄緑色
その他:果期:10~11月
【 掲載植物リスト一覧表】
2017-09-21 20:29
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