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ドクゼリモドキ(毒芹擬き) [草花]

ドクゼリモドキは、地中海沿岸から中東にかけて分布し高さ30~100cmほどになる一年草~越年草。
花は5㎜もない5弁花で、20個ほどの花が集まって花序を作り、その花序がさらに集まって直径10~15㎝ほどの傘状になる。小さな小花が集まった繊細で美しい花姿をしている。雄しべは5個で、果実は分果。
葉は互生し、1~2回(まれに3回)3出羽状複生する。
葉の形は変異が多く、茎の上部のものほど細くなる傾向があり、葉柄は鞘状になる。

果実が生薬の「アンミ実」で、成分としてクロモン誘導体のケルリン、ビスナギン、ケロール配糖体などを含む。鎮痙作用や利尿作用があり、喘息や気管支炎、腎結石に用いられる。

猛毒の「ドクゼリ」と違い毒はない。小さな白い花が密集し、レースのように見えることから、園芸の流通名はホワイトレースフラワー。

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撮影:2023年6月21日 京都府立植物園にて

名称:ドクゼリモドキ(毒芹擬き)
科:セリ科 ドクゼリモドキ属
園芸分類:草花
形態:一年草、越年草
原産地(分布):地中海地域
品種名:
草丈/樹高:30~100cm
開花期:5~6月
花色:白色
その他:別名 ホワイトレースフラワー、アンミマユス


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