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ヘリコディケロス・ムスキボルス [球根植物]

ヘリコディケロス・ムスキボルスは春に葉が展開する途中に花を咲かせる。葉腋から長さ20~30㎝の草姿に対して巨大な仏炎苞を出す。仏炎苞の内側は濃い桃色をしている、一面に濃紅色の毛が生えて、獣の毛皮を思わせる。中心部の肉穂花序の附属体にも剛毛が生えている。
開花すると肉が腐ったような、同じサトイモ科のコンニャクなどに似た不快な匂いがする。さらには、肉穂花序から最大30℃の熱を発し、この悪臭でハエを集める。
仏炎苞は夜に開き始めて3日間で閉じてしまう。
夏前には地上部を枯らして球根で休眠。球根は棒状や小判型で、芽や子芋が奇妙な形をしてる。

ヘリコディケロス-1(20230518).jpg ヘリコディケロス-2(20230518).jpg ヘリコディケロス-3(20230518).jpg
撮影:2023年5月18日 京都府立植物園にて

名称:ヘリコディケロス・ムスキボルス
科:サトイモ科 ヘリコディケロス属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):地中海西部 コルシカ島、サルディーニャ島、バレアレス諸島に分布
品種名:
草丈/樹高:
開花期:
花色:
その他:



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