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タンチョウソウ(丹頂草)

タンチョウソウは中国東北部から朝鮮半島の低山から山地に分布し、川岸の岩上や川沿いの岩壁に生えるユキノシタ科タンチョウソウ属(ムクデニア属)の多年草。
タンチョウソウ属に分類されている植物は本種のみで一属一種の植物。
花期になると、葉の間から花茎を伸ばし、頂部の花序に小さな白い花を多数咲かせる。
花は花径1㎝前後の小さなもので、5~6枚の花弁と、5~6裂した花弁より大きな白い咢から形成される。
蕾は先が薄紅色を帯びる。
春、地面を這う頑丈な根茎から、ヤツデやモミジを思わせるような7裂に切れ込んだ葉を数枚広げる。
別名は、大きな葉が八手に似ていて、岩場に生えることから「岩八手(いわやつで)」と呼ばれる。
   
タンチョウソウの名前は、紅色を帯びる蕾の様子をタンチョウソウの頭に見立てたもの。

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撮影:2023年4月3日 京都府立植物園にて

名称:タンチョウソウ(丹頂草)
科:ユキノシタ科 タンチョウソウ属(ムクデニア属)
園芸分類:草花,山野草
形態:多年草
原産地(分布):中国東北部~朝鮮半島
品種名:
草丈/樹高:10~20cm
開花期:2~4月
花色:白色
その他:別名 イワヤツデ(岩八手)


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