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サザンカ(山茶花) [花木]

サザンカはツバキ科ツバキ属の一種で、日本の固有種。
秋の終わりから初冬にかけて、花弁5枚の一重の花を咲かせる。野生個体の花は全体的に白色、部分的に淡い桃色が混じるものが多い。
野生種の別名を「オキナワサザンカ」といい、本州(山口県)、四国(南部、南西部)、九州(中南部・隠岐・西岸島嶼)と琉球に分布する。基本的に暖地性植物で、つぼみが強い寒さにあたると落下する。
基本的な性質はツバキと似ていますが、以下の点で区別される。新梢と葉柄、葉の裏表の中央脈、子房に短い毛があり、花弁は基部で合着しないので花が終わると1枚ずつばらばらと散る。ツバキは早春から春にかけて咲くのに対し、サザンカの野生種は10月から12月に白い花が開花し、晩秋の花として親しまれいる。
野生の個体の花の色は部分的に淡い桃色を交えた白色であるのに対し、植栽される園芸品種の花の色は、赤色や白色やピンクなど様々。
サザンカには、多くの園芸品種があるが、一般的に花の時期や花の形により3つの群に分けられる
○サザンカ群
  C.sasanquaの栽培品種
○カンツバキ群
  Camellia sasanqua'Shishigashira'
  サザンカとツバキC,japonicaとの種間交雑園芸品種群
○ハルサザンカ群
  Camellia x vernalis


★サザンカとツバキの違い
サザンカとツバキの違い(5).jpg



◇サザンカの野生種「オキナワサザンカ」
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撮影:2021年11月16日 京都府立植物園にて

名称:サザンカ(山茶花)
科:ツバキ科 ツバキ属
園芸分類:庭木・花木
形態:常緑性中高木
原産地(分布):本州の山口県、四国、九州、沖縄
品種名:
草丈/樹高:2~6m
開花期:10~12月
花色:白,ピンク,赤,複色
その他:


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