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ダンドク(壇特) [花木]

ダンドク(檀特)は、熱帯から温帯に生育するカンナ科の多年草。カリブ諸島、熱帯アメリカ原産で日本へは江戸時代に渡来したようです。園芸種のカンナの原種のひとつ。 花は黄色~赤色、カンナより花が小さい。
花期は、亜熱帯では6~9月、熱帯では周年。花は頂生し総状花序。色は黄色または赤で、花びらに見えるものは、雄しべが変化したもの。
地下にショウガに似た塊茎から茎を伸ばします。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)で、葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はありません。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)。実のでき始めは緑のイガイガで覆われていますが、乾燥して黒茶色になるとイガイガが剥げ落ち、殻が割れ、複数の重く丸く黒い種子が見えてきます。これが散弾銃の弾丸のように見えることから、英名Indian shotと呼ばれます。

名前の由来は、北インドのガンダーラ地方にある檀特山(だんとくせん)に因んでいます。(前世の釈迦であるスダーナ太子が菩薩修行をしたという山)。

ダンドクの学名は、 Canna indica L.とのことです。

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撮影:2021年7月27日 京都府立植物園にて

名称:ダンドク(壇特)
科:カンナ科 カンナ属
園芸分類:花木
形態:多年草草本
原産地(分布):熱帯アメリカ原産
品種名:
草丈/樹高:2m
開花期:5~10月
花色:赤色
その他:


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