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オオジシバリ(大地縛り) [山野草]

 オオジシバリは日本全国に生育する多年生の草本。水田の畦などに群生します。地表付近に茎をはわせ、節から根を出して広がって行きます。葉は地面から立ち上がって、密に地表面を覆っています。これは、頻繁に草刈りが行われる環境に適応した生育形とも言われます。
オオジシバリ(大地縛り)は、ジシバリに似ていて、花や葉が大きいことにより名付けられました。
*ジシバリ(地縛り)は、「地面を縛る」との意味。
花茎は高さ約20cmになり、直径2.5~3cmの黄色の頭花を2~3個つけます。
そう果は長さ7~8㎜。
ジシバリの葉は卵円形~広卵形なのに対して、オオジシバリは倒披針形~へら状楕円形で、ときに下部が羽状に切れ込むことあるようです。そんなところから見分けられるようです。ということで、ここでは、オオジシバリといたしました。

識別点:
ジシバリ  :葉は卵円形で直径1~3センチと小さい。
オオジシバリ:葉はへら形で長さ6~20センチと大きい。

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撮影:2021年4月19日 京都府立植物園にて

名称:オオジシバリ(大地縛り)
科:キク科 ニガナ属
園芸分類:野に咲く花
形態:多年草
原産地(分布):北海道から九州にかけて分布。 海外では、朝鮮半島や中国にも分布
品種名:
草丈/樹高:10~20cm
開花期:4~5月
花色:黄色
その他:


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