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タマシダ(玉羊歯) [シダ類]

 タマシダは伊豆半島以西の本州、四国、九州に分布する常緑性のシダ植物。
茎はごく短く、ほぼ直立して、多数の葉をつけます。茎からは針金のような根とともに、細い匍匐茎を出し、新しい芽をつけ、大きな群落になります。また、匍匐茎には球状の固まりをところどころに着け、これは水を蓄えるためのものと考えられ、玉羊歯の名もこれによるものとのことです。
葉は細長く、普通は30~40cm、長いものは80cmにも達します。地上のものでは葉はやや立ち上がり、樹上についたものでは、葉は垂れ下がる。葉は一回羽状複葉で、主軸の左右に細長い楕円形の小葉を数十対、時には百対もつけます。胞子のう群は小葉の裏側、主脈と葉縁との間に並びます。
主に海岸近くの日当たりのよい場所に生育。 海岸付近の乾いた斜面や、岩の上、場合によっては樹上に着生します。

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撮影:2020年10月24日 京都府立植物園にて

名称:タマシダ(玉羊歯)
科:タマシダ科(ツルシダ科) タマシダ属
園芸分類:シダ植物
形態:常緑性
原産地(分布):本州の伊豆半島から九州、小笠原諸島、南西諸島、中国や台湾、東南アジア、ポリネシア、アフリカ等
品種名:
草丈/樹高:
開花期:
花色:
その他:



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