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コブシモドキ [花木]

コブシモドキは、モクレン科の落葉高木でコブシの近縁種とされます。
4月中旬に直径12~15cmの花を多く咲かせ、コブシよりやや開花が遅いことなどが特徴。また、葉の大きさもコブシより若干大きめでとのことです。
このコブシモドキは、1948年に調査中に阿部近一、赤澤時之両氏によって旧相生町で1株だけ発見されました。以後何度か再調査が行われたものの発見はできなかったとのことです。またコブシモドキは三倍体であることから種子も出来ないこと、四国にそもそもコブシが自生していないことなどから謎の多い植物として現在も語り継がれていとのことです。野生種は既に存在しないと考えられています。
発見当時持ち帰られた株から挿し木で増やされたものが各地に植えられ、その1本がこれということですね。
環境省のレッドデータブックでは野生絶滅(EW)、徳島県のレッドデータブックでは絶滅と評価されています。

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撮影:2023年3月21日 京都府立植物園にて

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撮影:2019年4月6日 京都府立植物園にて

名称:コブシモドキ
科:モクレン科 モクレン属
園芸分類:花木
形態:落葉高木
原産地(分布):徳島県
品種名:
草丈/樹高:
開花期:4月ごろ
花色:白色
その他:別名はハイコブシ


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