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ゴンズイ(権翠) [落葉樹]

低山の雑木林の縁などで普通に見られる木で、5~6月に枝先に円錐花序を出し、淡黄緑色の小さな花を多数つけます。花は小さく閉鎖花のように花弁が少ししか開かないので蕾のようにも見え、小花であまり目立だちません。
果実はミカンの房状の袋果。9月半ばには、赤く熟して裂け、中から黒い光沢のある種子が、1~2個現れ、この赤い実が人目を惹きます。
 名前の由来には諸説ありますが、毒を持つナマズの仲間「ゴンズイ」と同様、役に立たないためとする説が有名です。

別名「クロクサギ(黒臭木)」は、葉をちぎると独特の香りがすることから。また、「狐の茶袋(きつねのちゃぶくろ)」は実の形からのようです。

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撮影:2018年5月16日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年7月20日 京都府立植物園にて

名称:ゴンズイ(権翠)
科:ミツバウッギ科 ゴンズイ属
園芸分類:
形態:落葉小高木
原産地(分布):本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄。朝鮮、中国、台湾
品種名:
草丈/樹高:3~4m
開花期:5~6月
花色:淡黄緑色
その他:別名 狐の茶袋(きつねのちゃぶくろ)、黒臭木(くろくさぎ)


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