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マユハケオモト(眉刷毛万年青) [観葉植物]

オモトという名前が付いているため、引っ越し等で贈られる万年青の仲間と間違われますが、マユハケオモトはヒガンバナ科・マユハケオモト属で、万年青(キジカクシ科・オモト属)とは違う種類の植物です。マユハケオモトは南アフリカから熱帯アフリカに分布している球根植物で、その種類は60種程あります。マユハケオモトは冬生育タイプ(夏期休眠性)と夏生育タイプ(冬季休眠性)の大きく2つに分かれます。
 冬生育タイプは葉が分厚く品種によって、夏に葉をつけたまま休眠するタイプと落葉してから休眠するタイプに分かれ、いずれも9~11月に花を咲かせます。夏生育タイプは葉が薄く冬に葉をつけたまま休眠するタイプと落葉して休眠するタイプに分かれ、6~8月に開花し、葉をつけたまま休眠するタイプと落葉してから休眠するタイプがあります。どちらのタイプも葉が出ている期間に球根を生長させ、大きく育った球根は大きな花を咲かせます。
9~11月上旬ごろ、長さ10~20cmの太い花茎を伸ばし、その先端に花が集まり、径7cmほどの白い刷毛(はけ)のようなフサフサの花を咲かせます。
葉っぱは多肉質で、太く、「万年青(おもと)」の葉に似ており、そこから花の形状と合わせて「眉刷毛万年青(まゆはけおもと)」と名付けられたようです。

マユハケオモト-1(20181015).jpg マユハケオモト-2(20181015).jpg マユハケオモト-3(20181015).jpg マユハケオモト-4(20181015).jpg
撮影:2018年10月15日 京都府立植物園にて

名称:マユハケオモト(眉刷毛万年青)
科:ヒガンバナ科 マユハケオモト属
園芸分類:観葉植物
形態:多年草 球根
原産地(分布):熱帯アフリカ~南アフリカ
品種名:
草丈/樹高:10~60cm
開花期:9~11月
花色:白、赤、ピンク
その他:別名・流通名 ハエマンサス


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