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ジュズダマ(数珠玉) [山野草]

熱帯アジア原産であり、稲の伝播とともに食用作物として渡来したようです。本州から沖縄にかけて分布。原野や道端など水辺に生育する大型のイネ科植物の1種となります。
背丈は1~2m程になり、根元で枝分かれした多数の茎が束になり、茎の先の方まで葉をつけます。葉は幅が広い線形で、トウモロコシなどに似ています。
花は雌雄同株で、上部の葉の脇からたくさんの花穂を立てます。
硬くて艶のある壷(苞鞘)の中に雌花穂があり、その先に雄花穂が垂れ下がります。
実は、苞鞘は白、灰色、灰褐色、黒などに色づきます。これに糸を通して数珠のようにつなげて遊んだのが名の由来となります。
根は生薬で川穀根(せんこくこん)といい、煎じて飲むとリューマチ、神経痛、肩こりなどに効くようです。
種子は川穀(せんこく)といい、煎じて飲むと美肌保全、健胃、解熱、利尿などの薬効があるとのことです。

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撮影:2018年10月15日 京都府立植物園にて

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撮影:2020年9月3日 京都府立植物園にて

名称:ジュズダマ(数珠玉)
科:イネ科 ジュズダマ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):熱帯アジア
品種名:
草丈/樹高:1~2m
開花期:7~10月
花色:白色
その他:


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