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イヌゴマ(犬胡麻) [山野草]

夏に穂状の円錐塔状の花茎を立て、長さ1.5cmほどの白~淡紫色の唇形花を輪生状に多くつけます。
葉は、長さ7cmほどの細長い披針形で茎に対生(対になってつく)します。
茎は(シソ科では普通ですが)四角形で湿性の高い草地などに生育します。
実がゴマ の実にそっくりなのに、食べられないので、役に立たないと言う意味から犬胡麻と名付けられたという意見と、花や果実が食用にする「ゴマ」に似ていて異なるので「似て非なるもの」の「非(イナ)」から転訛して「イヌゴマ」となったという意見もあるようです。
確かに、他の植物でも”イヌと付いて役になたない”という説明がたくさんありますが、古来「犬」は狩猟や牧羊など有用な存在であったことから疑問が残りますよね。

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撮影:2020年8月10日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年7月2日 京都府立植物園にて

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撮影:2018年8月21日 京都府立植物園にて

名称:イヌゴマ(犬胡麻)
科:シソ科 イヌゴマ属
園芸分類:
形態:多年草
原産地(分布):北海道、本州、四国、九州
品種名:
草丈/樹高:40~70cm
開花期:7~8月
花色:白~淡紫色
その他:別名 「チョロギダマシ」


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